2017年6月29日(木)

終日薄日。午後から光化学スモッグ注意報発令。小玉すいかに二番、三番目の雌花が咲いたため、念入りに受粉させ日付入りのタグを付けた。日が暮れるころになり、今夏初のにいにい蝉が一匹で鳴くのを聞く。

農道を走っていて、どこか遠くへ行くのが楽しかったことを染み入るように思い出し、同時に海の記憶が蘇った。梅雨が明けたら海に行くか。素泊まりで安い宿、出来れば夜に波の音が聞こえてくるような海浜の宿を探すつもり。

先ほどちょっと懐中電灯を持って外に出ると、意外なことにもう夜の虫の音が聞こえてきた。梅雨明けにもうひとつ、テント泊で八方ヶ原へ行く予定も立てたい。

2017年6月28日(水)

夕暮れに、薄雲で天地の境目が明瞭でなかったり、空が青でなく赤みを帯びていると、ああ夏の空だなと思う。今日はずいぶんと蒸し暑い。

2017年6月26日(月)

lisnのお香というかインセンスが好きで、眠る前に焚くことがけっこうある。たばこや蚊取線香も好きなのでそのへんの節操はない。一方で香水など、火を介さない香りにはあんまり惹かれないなあ。

土/雨降り/潮の匂い/朽ち木/植物園/お茶、大雑把に思いつく好きなものでこんな感じ。火を付けてない葉巻の獣臭さ、あれすごく好きなんだよねえ。

で、いまインセンス焚いてる。こういうのは寛いでいるときはいいね。

2017年6月24日(土)

鳥山雄司の3×5と溝口肇の世界の車窓から Next Journeyを聴いてる。今まで思い至らなかったが、僕は作品を作者から読み解くほうの人間だな……。

思いがけず「言の葉の庭」を観る機会があり、あーこれ梅雨の物語だったんだとタイミングの良さがありがたい。

どうもここ数日のあいだ、久しぶりに海へ行きたい、海を見たい気分になっている。茨城の大洗なら最寄りで磯も砂浜もあり、一番手頃な海岸であろう。行きたいというか、嗅ぎたいのと聞きたいなのかな。日帰りでの八溝山地越えは恐ろしいから、宿を探すことにした。

2017年6月23日(金)

アブラムシに件のスプレーが効いたため、ししとうの虫にもそれを散布しておいた。殺すのは忍びないけれど仕方がない。小玉すいかには雄花が咲くようになり、もう少しで結実できそうだ。

神社の近くに住む方から、湧き水にニホンザリガニがいるとか聞いたり、美生柑を頂いたりした。今降ってきた雨で天気はしばらくの間ぐずつくらしい。薄曇りくらいの雲行きで紫陽花撮りに行きたいなあ。

2017年6月21日(水)

夏至。夕刻より雨止む。強風で小玉すいかとまくわうりのつるが傷んでいやしまいか。

今月でうちの猫は十一歳になる、はず。あとで確認すると思う。

2017年6月20日(火)

雲巌の静謐を飲んだ。尖ったところのない穏やかな風味。地元産の紅茶ってことで、チャノキがこんな好い香りのする飲料になるんだねえという、身近な感動がある。

青い梅の実はスーパーでキロ780円。前に見た値段よりいくらか値下がりしており、シロップ作るなら今時分か。

明日の天気予報では日がな強めの雨。カモミールのアブラムシ対策に、洗剤と油の混合希釈液をスプレーで噴霧しようと思っていたのだけれど、虫がいなくなってくれる前に雨で液が洗い流されそうだ。

昔訪れて記憶に残っていた清水、これは想像よりも近辺にあると今日判明したため、近々行ってみる予定。ぼこぼこと冷水があふれ、その周囲に珍しい魚がいたことを覚えている。

2017年6月17日(土)

道の駅で須賀川茶の新茶を頂いた。渋みがまろやかで、美味しい。黒羽茶とは茶園が違うのね。

今日から月曜までAPOLLOの音楽祭りがあり、また民族音楽ブースを聴いて回りたいと思ってる。

近ごろには珍しくまったりしていた日。加入していたAmazonプライムが勿体ないから、気になった映画があれば配信で観ることにした。