居室をしっかり掃除したのち身繕い。夕餉のあとはじぶんのことを書き出す作業のうちに過ぎた。充実度として三百点くらいつけたい日。気持ちはおだやかだし、日付が変わる前にベッドへいこう。
2024年8月14日(水)
洗濯ものをしたり、雑誌を読んだり、アイロンをかけたり。『ジュリエットからの手紙』観た。『ロミオとジュリエット』の続きのようなお話。原作を読んでいるとより楽しめるのだろなーと思いつつも、終始あたたかい安心をくれる展開が心地よかった。途中の「ハッピーエンドを信じてる」というせりふがその後の展開を予感させてくれるところもすき。こんなラブストーリーならいいかもねとがらにもなく思えたのは、人々の描写に物語らしさのある気品を感じたからかもしれない。昔の恋人を探す老婦人役、ヴァネッサ・レッドグレイヴというひとの佇まいや表情がよかったなー。すこし夜更かしするつもりで本でも読もう。
追記:
思うところがあって大昔の創作物を読み返していたら曲の名前がメモしてあった。それ、印象だけ覚えてて手がかりもないままずっと探していた曲だった。自分とはどこまでも出会っていけるね……。
スラヴ舞曲集第1番ハ長調 op.46-1
2024年8月14日(水)
午前中は産直やスーパーなど回り、ついでに通所先へ立ち寄って書類を出した。ひと月ほど前にもう届いてるはずでしょという扱いだった書類についてわざわざじぶんで市役所へ電話したら翌日発送できると思うという返事があり、まあみんな忙しいのだろうからと思ってのきょうのそれ。スタッフさん側の仕事の進捗には関わるけれど、休んでいる側としてはべつに後日でもよかったことで、こうした気を利かせる必要はなかったかもね。夕方はカメラを持って市街地をすこし歩いた。隣町の方角に真っ黒な雲と低い雷鳴を認めたので途中で切り上げ帰宅。気持ちよく本を読んで夜更かしするうち三時を過ぎた。夜の暗がりをのんびり居心地よく過ごせるのは久しぶりのことで、たぶん身体を動かしたのが効いてる。気持ちが楽なためかきょうは雑記をざくざく書きつけている感じがする。
2024年8月12日(月)
刈り払い機で午前中はうちの周りの草刈りを、夕近くからは芝刈りをした。飛び散る草とその汁まみれになり、飲みものをいくら飲んでも汗となるような作業だった。お盆中の懸案はひとまずこなしたから、あとはのんびり過ごそう。
2024年8月11日(日)
産直で野菜と初物の梨を買う。野菜は焼きびたしにして夕餉に。夜はわずかな雲のすき間から早めのペルセウス座流星群を見た。星が瞬くのって綺麗だと思う。流れ星が三つ四つ薄雲の向こうを流れたあたりでベランダから撤収。冷蔵庫で冷えている梨を思い出してお腹が空いてきた。
2024年8月10日(土)
ニトリで食器を買ったり、非常食としてカップ麺やレトルト食品を買ったり。なにもしていないのに疲れるね……。ネガティヴな考えで頭が休まらないのだろうから、休み中はそういうのを引き込まずにいよう。
2024年8月9日(金)
通所して大掃除と面談。そのあと定期通院先でおくすりを出してもらい、スーパーで買い物をして帰途。つかれたー。昨晩はいつまでも寝付けず眠れば悪夢ばかり見て、よろめきながらの掃除だった。体力の要る窓拭き要員だったのも効いたしね……。しばらく休みなことだし気持ちよく眠るがよい。
2024年8月8日(木)
通所。疲れて床でしばらく眠ってしまった。おふとんへ。
2024年8月7日(水)
食欲は戻って枝豆がおいしい。オックスフォードシャツはひとつ小さいサイズへ揃え直そう。しばらく前から生じていた強い敵意や怒りについてかみ締めるうち、その姿が分かったような気がした。たぶん、浮かばれなかったむかしのじぶんの思い。長らく取り残され放っておかれたそれが、いまでも些細な切っ掛けさえあれば、うなり声を上げたり威嚇したがっているんだと思う。こんなふうに観察できるのは、じぶんの立ち位置が時間をかけてすこしずつ変わっていったことで、変わったぶんだけその思いが置いて行かれたから。この思いは居場所のなさ、強い緊張感、それに誇り高さでできていて、その誇り高さはある時期の潰れそうなじぶんを支えもしたのだった。そうした大切なものであるし、姿がわかると可愛げもある気がする。うなり声や威嚇はむかしの泣きたさと裏表だったのかもね。そんなふうに考えていると、あの消耗するような敵意や怒りに代わり、この思いを抱きしめてあげたいという愛おしさが満ちてくるから不思議……。別の話として、気力的には依然疲れていることだし、通所を調整して休みを二日ばかり長めに作るつもり。もうかなりのあいだ通所のほかは生活の維持と体力回復に手一杯で、北海道一周のまとめや趣味の写真も滞っており、気持ちとしては一ヶ月単位で休息したいところ。ひとまず今晩はランプの前でぬいとのんびりして、ほどよいところでねむる。
2024年8月6日(火)
道の駅の産直で小玉すいかを買った。内臓の感覚としてお腹が空かないなあと思いつつ、ベッドでまどろむうちに昼が過ぎていた。つくつく法師の声に気がついた日。