2018年8月1日(水)

そういえば昨日、祖父から「用水路に大量にいるモロコを投網で捕った」という話を聞いた。モロコというのは、少なくとも僕にとっては聞き慣れない魚だ。祖父は、琵琶湖産の稚鮎を那珂川へ放流する際、一緒に付いてきて繁殖したのだろう、と言っていた。釣り場の候補としてそのポイントを教えてもらった。「放流は生物相に影響を与えるから細心の注意を払うべき」という意見は近年見かけるもので、僕も同調する。ただ、個人的になにかするわけでもないから、近くを通りすがれば様子を覗いに行く程度か。

先の梅雨から今夏に掛けて、雨があまり降らないという話を聞く。夏きのこ、と言うか具体的にはチタケが出ないような話だ。山歩きの得意な土地っ子であったおばさんは疾うに亡くなっている。今さらその術を継承したくても永く失われてしまったし、聞く限りではほかに山を得意とする親類もいない。だから、僕がそういうことを望むなら、自力でやるしかないわけだ。ひとりで山菜採りができるくらいのスキルはあるよ……。

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