2016年12月15日(木) マフラー暖かい

ファイルサイズがそれなりに大きくなったため、このdiary.txtを分割することにした。今月から続き書いていく。

ふたご座流星群は天候のためもありほとんど見られなかった。代わりに月が丸まっちくて明るくて、ちょうど日の暮れたころ東の空にでん、と昇るため妙に目立つ。Twitterで以前誰かが、一日の終わりに空を眺める機会があると良い暮らしになるんじゃないか、と書いていた。目的として空を見上げる経験は自分からしようと思わない限りなかなか縁がないんじゃないかな。

でまあ、マジで星って流れるぜ、っていう感動は、層を作って生活の余裕に結びついていく感じがする。どうせ夜空を見るくらいタダだし、流星群などが見えるボーナス期間には事欠かないし、月明りや街光のこと知ってると綺麗な夜景撮れるし、空を見上げる人や機会がもっと増えればいいと思う。

そういえば南半球の星座に羅針盤座や竜骨座やとも座なんてのがあって、響きはどうも船のパーツだがよく分かんないなと思っていた。昨日たまたま知ったことに、あれらは昔、アルゴ座なる船の巨大な一つの星座だったそうな。大きすぎると分割した人がいたらしい。

アルゴ座の神話というWeb記事を読むと、軸として黒海の東に金の羊毛を探す話があり、あれ、これってプレステのネオアトラスでお世話になった交易品じゃねえのか、と思い至った。あの大航海時代ゲームは世界中の神話や伝説、伝承を節操なく取り込んでいるけれど、これもかよと。分かると楽しいネタってやつだなー。

ステラナビゲータでのアルゴ座は目分量にして、90度四方あればだいたい収まる。ふにゃっと星眺めていたら全部一つの星座でございましたみたいなことになるのか。大きい。

空、というか天文と気象の話って、いつも頭上にあるせいでありがたみが不足しがちなのだな。天気予報で明日晴れるか確認はするけれど前線の見方よく分かんねえとか、毎朝の占いで生まれ月チェックするけれどその星座を見るために起きてたことはないとか。僕はそういう手合い。

星空撮影講座の折には余裕ありそうなおっさんが七、八人集まっていたし、この片田舎でもなにかしら、基本的なことを教わりたい人向けの機会はあるみたいだ。市営図書館と市内の音響施設にその手のチラシが並んでるはずだから行きたい。うむ、この結論出すまで長かった。

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