2020年8月6日(木)

明日の朝に祖父宅の草刈り(一部)を予定してる。土日のどちらか天候がよい日に那須の本屋へ行けたら。お布団で本を読むべし。世界への祝福の顕れについて考えていたら、もっか読んでいるワーズワースの詩集に、そのことがほぼそのままのフレーズで出てきた。読書ってときどき、偶然が必然のように起きる。

2020年8月5日(水)

日没ごろに町の中を少し歩いて写真を撮った。梅雨が明けて晴れたらやりたいと思っていたことの一つ。疫病対策や人の目もあるから、じっくり町撮りというのはむつかしいだろな。手早くこそこそやるべし。祖父宅の雑草は藪漕ぎするような勢いで生い茂ってる。そこの叔父宅に住んでいるいとこや叔母たちは早ければ年内にも引っ越すのでは、とうちの母から聞いた。なんか疲れてしまった。早いとこお布団に入ろう。今年は梅雨が長かったせいかまだ暑さにはやられもせず、のんきに過ごせている気がする。

2020年8月5日(水)

『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』を観た。エピソード5を観たときの感想に、レイは系譜のどのへんから来た人なんだろう、と書いていたことの謎が解けた。びっくりだよ。これまで培ってきた出来事がもつれ合い、推進力を伴って一つの未来へと向かっていくことに、もうただ気持ちよく引き込まれていた。過去のエピソードで見覚えのある場面が頻出しており、基本を踏襲して順番に視聴したことは意味があったと思う。そしてベンが笑ったのがとてもよい。あとC-3PO、おまえというやつは結局しんみりしないじゃないの。本作公開を受けて作品を最初から追ってきて、それらの締めくくりを観ることが出来て、よかった。これでスカイウォーカー家の物語は一息ついたわけだけれど、Wikipediaを開くと新たな三部作の予定があるそう。『ハン・ソロ』に登場したL3-37が好みの人物だった。もう少し彼女のせりふが見たいとなると、ダニエル・ホセ・オールダー『スター・ウォーズ ラスト・ショット(上/下)』かなあ。特定のキャラクター目当てに読むのも酔狂だけれど、文庫を安く手に入れられたら。

修理に出した刈払機は直るけれど高く付いてしまうということで、園芸好きや農家向けのホームセンターへ行き、新しいものを買った。型番の違いを訊ねた店員さんが使い方を懇切丁寧にレクチャーしてくれた。雑草相手となると農薬散布は出来るけれど、刈払機は危ないということで祖父には使い方を教わらなかったから、説明を受けられたことがとてもありがたい。うちの周りの笹藪と祖父宅の雑草少しを、お盆前か出来れば今週中に刈る予定。

2020年8月3日(月)

サガ スカーレットグレイス 緋色の野望がセール中で80%オフだった。気になりながらも価格を理由に手が伸びなかったゲームだ。購入先を辿ると想定していたSteamではなく、AppストアとGooglePlayストアでの割引になっていた。それで、Googleのほうでは端末が対応していないと表示される。いま使ってるMotorolaのスマホはOSのバージョンには問題ないと思うのだけれど。むむ。

2020年8月1日(土)

家父長制をぶっ壊せ、みたいな意見を見ると、晩年の祖父がときおり見せたさみしそうな顔を思い出す。昔と変わって発言力を付けてきた彼の子や孫たちから「でかい顔をされてしまうなあ」ということを、孫の僕にぽつりと漏らしたんだった。抑圧され辛い思いをしてきたから世の中を変えるんだという人であれば、追いやられる立場の生きづらさにはなおのこと、理解があるんじゃないだろうか。上のものたちがやってきたことを、否定しながらもかたちを変えて繰り返すことには、僕は賛同をためらう。

八月入り。関東甲信に梅雨明け速報が出た。夕方近くになり、いかにも夕立らしい土砂降りが通りすがっていった。やっと夏らしい気分が出てきた。ただ、降水確率は来週を通して高め。

2020年7月31日(金)

雨は昼過ぎに止み、いまは月夜。彗星を見ようとした晩以降は再び曇り続きだったから、今夜のようなすっきりした夜空がうれしい。やっぱり空には天体の見えている方が、気持ちはほぐれる気がするよ。ベランダから窺う近くの街灯が靄っていたり、雨上がりの湿度で空気に朽ち木の匂いが満ちていたり、いろいろな虫の声が聞こえたりする。徐々に月が沈む、よい夜。

2020年7月30日(木)

ポケモンカフェミックスの絵柄には、健全さを煮詰めた先にある任天堂独自の色っぽさが表れているような。正直に言うがかわいい。客がどんどん従業員になる飲食店でゴンベちゃんを取り込んでしまおう。

ラジオで今朝流れた緊急地震速報は、関東に加えて東北や東海、日本海側にまで注意を促しており、大きい揺れが来るのかと思ってぎょっとした。誤報だったとのこと。いつかはこうした規模の、本州南岸を襲う本物も来るんだろうね。

2020年7月28日(火)

Wikipediaから、申し訳ないけれどまた寄付をしてくれたら、というメールが来ていた。僕も周りの世話になってばかりでろくにお金はないのだけれど、非営利で知識へのアクセスを提供する理念に共感しているし、読者の98%は寄付をしてくださいません、なんて書かれるとやむを得ない気がする。Wikipediaに初めて寄付をしたときは珈琲一杯分でもと書かれていた。以来メールが来るたびに、該当する選択肢の500円を放り込んでる。今回も。

週間予報の先に晴れマークが見えてきた。やっと季節が進みそうだ。梅雨明け十日というから出かけやすい天候はあるだろうし、今夏のその機会にやりたいことをノートかどこかへ書き出そう。以前ここに書いた、那須の上にある本屋とか、金精峠周辺のこととか。制約の多い状況ではあるけれど、一つくらい実行して気晴らしができたら。