2021年1月11日(月)

雪がもりもり降る北陸や日本海側では車が立ち往生したため自衛隊が出動していたらしい。新潟市で2メートルを超える積雪とか。家屋の二階の窓まで雪に埋もれた写真や、風景全てが雪でこんもりと覆われ外出不能というつぶやきなんかを、Twitterでちらほら見かけた。NHKによるとこれからあすにかけて南岸低気圧が通過するそうで、太平洋側もそれなりに積もるとのこと。

2021年1月10日(日)

リングフィットで久しぶりにプランクをやってみると、意外とこなせるようになっていた。レッグレイズとロシアンツイストのおかげに違いない。リングフィットを起動せずに暇なときさっとできるようフォームを身につけたいのが、いまのところ他にプランクとバンザイスクワット。サゲテプッシュとアシパカパカはもうおおむね問題なく動かせる。いずれできるようになれたらというのはマウンテンクライマーと船のポーズだけれど、これはきついんだよねえ。それから、堅い床に尻をつくと骨があたって気になるようになったのは、そのへんまで痩せてきたということなのだろうな。一年前の今ごろはスワイショウで腰を痛めるようなていたらくだったから、身体に関してはちゃんと前に進めてる。あさっての午前中は雪の降る予報が出てる。

2021年1月9日(土)

今朝は温度計がマイナス8度台を示す寒さだった。窓を動かすとサッシが凍っていたのかじゃりじゃり言ったような。秋に注文してすっかり忘れていたいちじくの苗木2本が届いた。ビオレソリエスとアーチペルという、食味に定評がある品種。どちらも当地での耐寒性に不安があるから、プランターにしても地植えにしても、木が大きくなるまで気を遣う必要がありそうだ。届いたのはすいぶんシンプルにされたねという姿の素掘り苗で、杖のような幹にわずかな根がついているらしく、下の方を新聞紙とビニールで包まれている。これが乾燥する前に適当な鉢へ仮植えするつもり。鉢かプランターで育てるか、あるいはどちらかを地植えにしてみるか、それに仕立て方も種類があるようだから、そのへんの計画は趣味の園芸の育て方を読んで三月までに固めねば。いちじくの実のおいしさに目覚めてから自分で育てようと注文にこぎ着けるまで、掛かった時間は二ヶ月くらいだった。いつもこんなふうにフットワークが軽いとよいけれどな。実が生るのは早ければ植え付けた翌年の夏からということで、収穫が楽しみ。

2021年1月8日(金)

ロシアンツイストとレッグレイズが楽になってきた。脇腹とそけい部のあたりに効く感じが気持ちよく、同じメニューばかりノリノリで鍛えてしまう。一年前、やはり腰をひねるスワイショウで調子に乗ったときは、あっけなく腰を痛めてぐったりしていたんだった。あのときは一週間ほどバファリンに助けられたなあ。あれから比べれば身体は動かしやすくなったことだし、日常の動作が気にならないというかたちでQOLも上がったのだと思う。僕が目下いいなあと動かしている筋肉はなんというのだろと検索すると、腸腰筋というのが引っかかった。へー。日本海を進む低気圧の影響で、きのうからそちらに大雪が降ってるそう。休みなく積もるので雪おろしが大変という話題をちらほら見かけた。

2021年1月7日(木)

ドイツ版養命酒というイェーガーマイスターが思いのほかおいしい。薬草系リキュールいけるなーとその手のまとめ記事を読んでいて知り、養命酒ってどんな例えだと気になっていた銘柄。大瓶ではなくスキットルサイズの小瓶を見かけたので、これならと手に取った。甘くて苦みもあり、薬っぽさがなかなか。確かに例えるなら養命酒で、比べると日本のはよりシナモンが効いていた、ような気がする。イェーガーマイスターも舐める酒。秋に注文してすっかり忘れていたいちじくの苗木二本の発送連絡があった。次の歯科の治療でインプラントの話をできたら。

2021年1月6日(水)

市役所がメールで送ってくる新型コロナウイルス感染症の市内発生報告はこのところ頻度が増えた。まだ一度の報告につき一人か二人ではあるけれど、十二月中は合わせて四通だったのが、今年に入ってからは金/日/月/火曜というように連絡が続けざまにくる。きょうはまだ不明。こうした状況はここに多少書いておいた方が、日々の生活を振り返りやすいのかもしれない。それはそうとしてあした歯科の予約が入ってる。なにもこんな時にという思いは力強く乗り越え、常に現時点における最善を尽くしていこうな(未来予測もしろ)。筋トレはスクワット/ニートゥチェスト/レッグレイズ/ロシアンツイストを適当にこなした。体幹を鍛えると日常の所作にいいことがありそうなので、プランクの型を覚えるためにリングフィットを起動してはどうだろ。あの動きはしんどかったからこうしてためらっているけれども。これを書いているいま、本日の発生報告(3名)が届いた。この人数は初めてだ……。数日前にここで触れた世界史の入門本は、妙に密度が濃く感じられた中国史までを終えてやっと全世界の話を迎え、これから個人的にお楽しみな大航海時代へ入る。自分のファンタジー観はそこから19世紀ごろという認識があり、創作するにもそのころのエッセンスというかディティールがほしい。これまで雑にしていた根本的なところへ手を入れているけれど、こうなると自分ひとりで作業を積み重ねていくしかないのだなと思う。そんなとき、この『YAMABIKO』の「己を信じて歩ける強さがすべてだ」という歌詞を思い出すと、ちょっとだけ心強い。

2021年1月5日(火)

地元の神社へ。訪れたのは午後の遅い時間で、ほかに人影はまばらだった。参道脇の梅の枝に紅い花が一つ咲いているのを見つけたり、お焚き上げの痕跡があるのを通りすがったりしながら、本殿の前で二礼二拍手一礼。いつものように、願い事の代わりに軽い挨拶のつもりで目を閉じた。こうした一連の動作はなんとなくこなすけれど、信仰ってよく分からないものだなと思う。せっかく来たついでだから周囲に鎮座している稲荷などにもお賽銭と挨拶をした。それから参道を逸れて木立を抜け、市街が見渡せる墓地のあたりをふらっと歩いた。あと二月もすれば遠景に桜が目につくんだよな、冬は春に一番近い、なんてことを思って気が楽になる。帰りがけに引いたおみくじは大吉。思いがけずうれしくなるのは単純でよいことだ。周りの人たちの助けを得て幸運を掴み、その運気を生かせばさらに幸運と、景気のいいことが書いてあった。気分転換になればと考えての初詣だったけれど、来てよかった。気分が細部まで元に戻るにはあと数日という感覚がある。念を入れて眠るがよかろう。

2021年1月4日(月)

落ち込んだままの気分が入れ替わることを期待して、おもむろにスクワットやレッグレイズをやったりしていた。リングフィットの思想がユーザーに健康的な運動を根付かせることだとしたら、気分よく乗せられているかもしれない。なんか悠長にこれを書くなら休息を取っていた方がいいような気がする。早めに眠ってしまおう。

2021年1月3日(日)

GPVの予報だと今夜の雲はなかなか晴れなさそうだ。しぶんぎ座流星群はお預けかなあ。気分の変動があるときはさみしいものだ……。それはそれとして冬になるたび気分はやられて落ち込むから、大掃除の無理もそちらへすっと接続しているかもしれない。筋トレなり周りのものを愛でたりしてあと二ヶ月ばかり耐えような。一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 公立高校教師YouTuberが書いた を読んでいるところ。高校のときに社会科で地理ばかり選択したおかげで、そちらは人生の楽しみといっていいくらい血肉になっているのだけれど、代わりに歴史の知識はゼロになってしまい、それはそのままこの歳まできてる。やっぱり歴史感覚を持っていたほうが物事の認識には幅が出るはずだよねということで、いくつかのサイトで歴史勉強の初級編としておすすめされていたこの本を手に取った。内容の紹介はリンク先に任せるとして、全く知識のない人がざっくりと世界史の骨格を取り込む目的に特化した本だと思う。いい歳した大人なので、勉強するにも効率重視の選択肢を採れるし、下心のために知識や理解を追求してよいのだ。認知機能のダメージのために読書の速度がひどく遅々としていることについては、もどかしいというよりじれったく、悔しさを感じるけれど、そうした箇所をほかの者と比べることは不幸へ続く道だものね。自分になかった領域と構造が急速に広がる感覚については、たぶん知る楽しさというやつで、悪くないかなー。紅まどんながおいしい。

2021年1月2日(土)

父の墓と母方の墓へ、それぞれ母と墓参りをした。それはそれとして気分が沈み込んでしまう。母の見立てでは、僕が年末の大掃除を頑張りすぎたことで精神的な反動がきているのでは、とのことだった。そんな気がする。閉じこもって眠るがよかろう。