2023年8月9日(水)

身のまわりの家事をするうち一日が過ぎていった。なんかあさっての予定のことをあすのように勘違いしていた、と、いまスケジュール表見て気がついた。安心ベクトルのしおしお感。ここ数日、美術の基本を知ろうと思って中学用の教科書をめくっているのだよね。そのうち高校用のにも目を通したいのと、音楽の教科書も手に取れたらよいのだけれど。むかしの物はむかしにすっかり燃やして処理したから、教科書はわざわざ買い直してる。それはそれとして、インセンス焚いてぼーっとしよう……。

追記:そういえばきのう、SwitchのポケモンSVで「ふしぎなおくりもの」としてミュウをもらえた。コードを入力するだけの手間で手に入っていいのかな、うれしい。

2023年8月8日(火)

祖母のクレマチスの枝は三鉢の挿し芽にして日陰へ置いた。内側にビニールを張ったボール箱へ入れたから、底面給水で楽ができそうだ。買い物に出た夕方、空と雲のようすをスマホで撮るうち、通りすがりのお年寄りと台風の話になった。九州のほうの人は大変だねえとか、もうひとつこっちに向かってるでしょ、稲が倒れちゃう、などなど。夕食は、菜園で実り放題のトマト類やバジルを収穫し、挽肉やなにやと炒めたもの。調理用トマトのボンリッシュは火を通すと味が濃く、一般の生食用トマトに比べて水っぽくもならず、おいしい。鉢の茉莉花がまた咲く周期に入った。

2023年8月7日(月)

祖母のクレマチスから枝を切り取り、メネデールを垂らした水に挿した。若くて勢いのある枝を使えたら発根率は高いのだろうけれど、三本に分けた挿し穂はいずれもほっそりとして古そうな枝。そんな枝でも遠慮しながらもらったくらいに当該のクレマチスは株が衰えてる。あしたあたりルートンを使ってポリポットへ分けよう。もとはといえば母が祖母宅から持ってきたいと言ってうちへ移植した株で、それがなくなったりしないよう、挿し芽がうまくいくといいな。身のまわりの掃除を念入りにこなしたおかげで気持ちがすっきり。月を入れた風景を撮るのに望遠レンズほしいと(正月くらいからずっと)あれこれ検索しているのだけれど、予算も限られているなか、目移りや長考ばかりしてる。もっかピックアップできているのはおもに中古品で、

  • ペンタックス smc FA 77mm F1.8 Limited(シルバー)
  • タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD
  • ライカ ズミクロン 90mm f2.0 or エルマリート 90mm f2.8
  • 銘匠光学 TTArtisan 100mm f/2.8 M42マウント

あたり。どれも個別にほしいレンズなんじゃないかな、というのが率直なところ。四つ目のは先行予約販売で、バブルボケとしての有名どころなMeyer Optik Trioplan 100mm F2.8がベース……という言い方でいいんだろうか。特徴的なボケに加えてお手頃価格なのも魅力。あれこれ買うこともむつかしいし、自分が使うだろう焦点距離をもうしばらく探ってみたほうがよさそう。

2023年8月6日(日)

庭の芝生を芝刈り機で刈った。ほか、クレマチスの枝を切ってテラスを通りやすくしたり。ことしはモッコウバラの勢いが強い。たしか春先に堆肥と油かすをたっぷり遣ったんだった。夕方から降ったり止んだりの天気で、いまは過ごしやすい気温のなか小雨。なにがしかの待ち時間に持ち歩いて読む次の本は、レヴィ=ストロース『悲しき熱帯 I』(川田順造訳、中央公論新社)にした。数年前に『アマゾン河の博物学者』を読み終えたことをTwitterに書いたとき、フォロワーさんが合わせて読みたい本として言及してくださったのがこれとコンラッドの『闇の奥』だった。いらい、後者も積ん読にしてあるのだよね。それはそれとして、レヴィ=ストロースというひとは哲学方面でも頻繁に名前を見かけるから、たぶん自分の求める読みものとしてよい位置にある本なんだと思う。始めは実存主義について知りたくて本を探していたはずなのだけれど、いつのまにか構造主義関連の新書が何冊か手元に集まってしまい、なかなかの行き当たりばったり。

2023年8月5日(土)

軒下へ置いたままうっかり放置していたフレンチタラゴンが枯れかけており、慌てて水をやった。一鉢は枯れてしまったみたいだ。過湿に弱いからと雨の当たらない場所へ置いてそのままになり、二ヶ月くらい放置していた気がする……。それから、うちの庭へ移植した祖母のクレマチスが年々勢いを弱めていくので、このへんでルートンを使った挿し芽で株を増やしておくのがよいかなあ。ことし初めて金鳥の蚊取り線香を焚いている。郷愁ある除虫菊の心地よい匂い。

2023年8月4日(金)

定期通院先へ夕遅くに行くと、先生はよれよれだった。週末だし、その日の患者さんはだいたい捌いたころだろうしね。お疲れさま。最近は夕ごはんをランプの明かりで食べることが習慣みたいになっている。月明かりの綺麗な晩で、窓を開けてその光をぬいと楽しんでいたら、いつのまにか床で眠ってしまっていた。いま夜が明けつつあり、つくつく法師の声が響き渡るなかこれを書いている。日の出前の空の色が綺麗。お布団へ行ってもう少し眠る。

2023年8月3日(木)

残暑見舞いのお手紙書けた。印刷したポストカードも同封して重量を量ると、ありがたいことにぎりぎり切手一枚ぶん。あす、というかきょう投函するつもり。しばらく前から手足の数ヶ所に水疱(汗疱?)ができている。これはたぶん夏場の気候に身体が疲れたとき出るものだから、そうしたサインだと思って、自分をあまりストレスにさらさないようにできたらよいな。ただでさえ疫病の第9波が吹き荒れているタイミングで、なんであれ感染症にはつけ込まれたくないしね。夜闇から聞こえる虫の音はすっかり種類がさまざま。

2023年8月2日(水)

溜まっていた洗濯ものを洗って干したり、産直で野菜を見繕ったり、NPOさんのスケジュール表をいただいてきたり、あれこれ。ひとさまに手紙を送るつもりで写真を印刷したり文章を考えていたら、すっかり日付も変わっていた。そろそろ眠る方向で。