2019年8月11日(日)

祖父宅の床下に再び殺虫剤を散布したり、うちの芝刈りをしたり。朝から食べなかったことが影響したのか、夕頃に身体の力が入らなくなっていた。ところてんと煎餅を貪る。疲れてるのかなー……という思いを抱いたら確かにそんな気がする。祖父からは屋根の樋も掃除してくれないかと打診されていて、返事を保留にして帰ってきたのだけれど、たぶん台風との兼ね合いなど見て引き受けるはず。

日が当たらない庭の一角に、スギゴケがこんもりと生えて美しい場所がある。きょう、そこにしゃがんで柔らかい苔に触れたり、繕うようにして苔をかき分けたりしていると、うちにいた猫を撫でているような気分がしてきた。僕は癒しを求めているのだろうか。釣りとか温泉とか、心の凝りをほぐす楽しみは身近にあるじゃないか。釣りはやれば楽しいのだよなー。冷蔵庫に仕舞った餌用イクラの川での効用が知りたい。それから、近く海に行くかも。

2019年8月9日(金)

活きのいい入道雲を見かけた。

パイロット球はボルト数が違うのかー。考えなしに30V1Wのを繋げたら、かなり明るくなってしまった。これでは負荷が高くてすぐ切れてしまいそう。仕方なく100V1Wのナツメ球を試してみると、わりといい感じのぼんやりした赤色光が点った。しばらくこれでいってみる。

桃のアールグレイマリネおいしい。品のよい香りが口の中でふわーと広がる。

「この○○の季節はもう過ぎてしまったから、また当分しまうよ」ていう気持ちはさみしい……。梅雨のころによく聞く音楽が旬を過ぎた。ただの自分縛りだから、聞きたければいつ再生したって構わないのだけれど、盛りが遠ざかっていくこと自体に別れのようなさみしさを覚える。それはこれから訪れる彼岸や秋に対してもそうで、こちらにはさみしさと共に迎えることへの心地よさもあるのかなー。

2019年8月8日(木)

めちゃくちゃ眠い。夕暮れに、八溝山地に降った雨から虹の片足が立っているのを見た。この時間の空の縁は夏らしく赤みを帯びていて、しかも雲の様子はどこか細かく千切れていたり、夏の佳境を反映した気象だった。いつぞやにどこだかの老人が喋っていた「盆になればもう風が違うよ」を思い出す。

2019年8月7日(水)

枕元に点ける常夜灯代わりの照明が欲しくて、ホームセンターやウェブを漁ったりしていた。クリアタイプの白熱電球で1Wの明るさがいいのだけれど、たいていはLEDかナツメ球が候補になるみたいだ。電球色で暗めのものを探してるのだよね。しばらくして、配電盤向けのパネル球やパイロット球というのを見つけた。こういうのなら使えそう。ただ、口金の口径がE10とかE12(10mm/12mm)になるため、一般的なE26に差し込むソケットアダプターが要る。こういうちまちましたことをやっているときの僕は生き生きしてるな……。なにを使えばいいのか目途が付いたし、明日あたり電器店を回ろう。

Amazonで以前見つけた「エジソンバルブ」という電球シリーズは面白くてうちでも使ってる。簡単に言うと、フィラメント観賞用のでかい電球、だろうか。うちの白熱電球タイプのは、文旦くらいの大きさの球の中に、点けるとちょっと暗く赤みを帯びたフィラメントがくるくると折りたたまれて入っている。回し者ぽいけどリンク。Amazon.co.jp: エジソンバルブ 実用性よりも放つ雰囲気がよいのだよね。

夜闇の環境にいるのは好きなほうで、家電のLEDを塞いだり照明を電球色で統一したり、薄暗がりをひとりで楽しんでる。ほんと暗いな。なんとなく目が覚めているとき、屋内の暗がりを月や星の明かりが照らしだしている様子に心が落ち着く。今年の初めにフリマで見つけてきたランプは役に立っているというか、揺らぐ火の明かりがとても気に入り、ときどき火を入れてる。形状も大きさも一般にイメージするようなやつ。これを見てると、ムーミンで頻繁に登場するランプやカンテラを思い出すんだよね。ああ、こんな感じの光の中にいるのかなー、と見ながら思う。

そういえば、ポケモンGOにてEXレイド戦の招待状を受け取った。なんだろこれ。ほかにどれくらいの参加者が来てくれるのだろうか。

浅間山が噴火したという速報がラジオとTwitterで同時に入ってきた。噴火警戒レベルは3と言ってる。

2019年8月6日(火)

ISSは天空を駈ける眩いのがばっちり見えた。ペルセウス座流星群に向けて幸先がよいね。近年の8月13日はたいてい、流星観望で夜更かしをしたまま盆の挨拶に行っているから、今年も寝不足でふらふらしていそうだ。

詩集という慣れないものが手元にある。Twitterで存じたayumu aizawaさんの『melancholia storytelling』。詩と、トレーシングペーパーに印刷され青みを帯びた写真が、一つの本になっている。気になった呟きなどあって取り寄せたのだけれど、こんなに繊細な本はたぶん初めて触るんじゃないだろうか……。

あまり疲労を感じていないのは後になって響いてくるからに違いない。少し前、今夏も夏ばてしてるかもみたいに書いたわりには、思ったよりも陽差しの下にいる。

この一年ほどで利己的というか、独りよがりな考え方が芽吹いてる。話題になったnoteの『いつか怪物になるわたしへ』で言われていたその「怪物」になりつつあるのかもな。

2019年8月5日(月)

桃のアールグレイマリネ、なるものをそのうち作ってみるつもり。今夕のISSは若干の雲に遮られたものの、とても明るかった。明日晴れたら更によい条件でISSが見えるはず。明朝は除草剤の散布でまた駆り出される予定。早めに眠ってしまおう。ときおり希薄な秋の気配がする。

2019年8月4日(日)

ポケモンGOにてトレーナーレベル30に到達&ミュウを捕まえた。ミュウのリサーチタスクに登場した「カーブボールでエクセレント」は実に運頼みだったなー。カントーの一般枠で未だ図鑑に未登録なポケモンは、残りカメックスとフーディンになってる。すながたりない。

2019年8月3日(土)

ポケモンGOのコミュニティ・デイだった。夕どきに近いとはいえ、強烈な陽差しの下で三時間弱、街中の公園をうろうろ。一帯はこんなにトレーナーがいるのかと新鮮な気分になれるような人出だった。どの人も日射を出来る限り避けたいらしく、ポケストップになっているオブジェや木の下に日陰を見つけながら、公園の周囲をぐるぐる移動したり、たむろったりしていた。汗はほとんど流れるようにかいた。歩き始めて一時間半で喉が乾き、ペットボトルのお茶を一本飲み干したのだけれど、始めから終わりまでトイレに用事はなかったな……。日が暮れて過ごしやすい気温になってからも、公園は同じような賑わいを見せていた。

コミュニティ・デイのタイムアップが見えてきたところで地元の夏祭りへ移動。辺りはすっかり薄暗い。ふらふらと人混みをかき分けながら、たこ焼きとかき氷を買う。駐車場に腰掛けてかき氷をしゃくしゃくやり、一通り人波に乗って祭り気分を満たしたのだった。そしてお待ちかね。「夏祭りの喧噪が届いてくる裏通りの、どこか緩んだ雰囲気」を味わいに、路地裏を抜けて一本隣の通りへ出た。そこは地方の飲み屋街なのでそれほど猥雑ではないけれど、路傍に椅子を出してうちわを仰いでいる人たちや、ブルーシートの壁から漏れる居酒屋のどよめき、浴衣姿の男女たちがそぞろ歩く様子など、全体的に緩んでいてかなりいい。祭り囃子というのは通り一つ外れて聞くべきなのだなー。ふと見上げると、濃紺の空に細い月が橙色をして昇っていた。お祭りから少し離れた場所でまったりしている、というシチュエーションはなぜだかしっとりして、とても好きだ。

帰着したのが八時少し前。コミュニティ・デイ終了から一時間後までに進化させたラルトスは特殊な技を覚える、ということを聞いていたから、ぎりぎりのタイミングで個体値を確認し、エルレイドと色違いサーナイトへ進化させた。ラルトスの飴はたんまりあるし、色違いの個体もたくさん捕まえた。あとでもう少し弄るつもり。

友達がDiscordで彼の飼い猫に関する相談を振ってきたため、さっきまでやりとりをしていた。仔細はここで触れないけれど、明朝に動物病院へ連れて行くのが最善では、という話に落ち着いた。

2019年8月2日(金)

つくつく法師とみんみん蝉の声が響くようになった。ああ、もう、盛夏なのだなあ。

フィルム風現像でGoogle検索をしたところ、レタッチの手順を書いたページがたくさん出てきた。すごい。ひとくちにフィルム風と言っても人によって手法が異なるみたいだ。ええー、トーンカーブもHSL/カラーも明暗別識別補正も、これまで意味が分からず触れなかったやつだよー。あんなふうにLightroomを弄るんだ……。フィルムに該当するのか少し不明だけれど、これまでひとさまの作品を見ていいなと思ったのは、黒が強調されてマット感と透明感が両立している、映画のような作風だった。そちら寄りの加工を手札に加えるべく、これからページを読み込んでみる。