2018年8月29日(水)

川上ミネさんの『ピアノが奏でる七十二候』を入手した。朝四時台のラジオ深夜便で冒頭によく流れていたもので、いつかこのCDを通しで聴きたかった。

暗いうちはエアコン要らないかもなー、という程度にまで朝晩の気温は涼しくなってきた。今日の日中など、蝉の声は耳にしなかったのではないだろうか。

春先からかじり読みしていた『楽しいムーミン一家』を今年もまた読了。普段の読書のほか、秋いっぱいは『ムーミンパパ海へ行く』と『ムーミン谷の十一月』をかじる予定。

2018年8月21日(火)

昨晩はロケットストーブで焚火をした。ぼうぼうと低い音を立てて吸気するストーブからまろび出る、木炭の赤い炎を眺めていた。

2018年8月19日(日)

山の空気を吸いたくて八方ヶ原を目指したのだけれど、ふもとから山の駅たかはらまでの区間で自転車レースが開かれていたらしく、目的の道の1キロくらい手前から通行止めだった。そこで予定を変え、もみじ谷大吊り橋と道の駅湯の香しおばらに立ち寄った。夏休みの日曜だからか、普段よりも家族連れで賑やかだった。多種多様なライダーとすれ違いつつ帰宅。

その後の昼下がりに、友達の家で「レオン」なる映画を観ながらうだうだ。

ここ数日の、湿度も気温も低く快適な気候は、明日からまた元に戻る予報。ひとさまの庭に桃色の彼岸花が咲いているのをちらほら見かけた。赤色のそれよりも親しみやすそうだなーと思う。

2018年8月17日(金)

爽やかで、一気に秋が訪れたような強風が吹く。お盆初日の産直で「お盆に入ればもう風が違うよ」なんて話している老人がいたけれど、このことか。なんとなく市街を眺望できる高台へ向かい、年内にもう一度ここへ来られるといいなあ、なんて考える。更になんとなく、やまだないと『コーヒーアンドシガレット』を本棚から取り出した。作中の季節がちょうど今くらいだ。明日の気候も今日と似たようなものだとか。

2018年8月15日(水)

海へ。ひたちなか海浜公園のコキアを見てから那珂湊へ立ち寄り、大洗や阿字ヶ浦の海に触れる。帰り道、盆踊りのやぐらが照らし出されているのや花火大会の合図や、遠方の雷雲が瞬いているのを見た。

2018年8月14日(火)

母方の実家へ線香を上げに行き、従妹の今年生まれた長子と初めて対面した。なんか抱えられて動いているなーくらいの認識で見ていた。いずれ大きくなるのかと薄ら思う。

富安陽子『盆まねき』は、誰を向いて書いていたのが終盤の文体の変わる辺りから判明してきて、ほろほろとなった。椎名誠『全日本食えば食える図鑑』はイソギンチャクや蛇やなんか一通りの、想像していたような悪食。いま読んでいる同作者の『ひとりガサゴソ飲む夜は……』が酒とその肴についてのグルメというか美食エッセイになっていて、食い気という軸が共通しているにしてもそのビジュアルの落差はでかい。

今年10月から紙巻きたばこが増税に伴っての値上げらしく、セブンスターやピースがワンコインである500円に到達しているニュースを読んだ。そうした情報はJTのサイトにまだ載っていなかったし、手巻きたばこの価格も確認できていない。でも、僕にはもうどうでもいいよなあという感じだ。それとちょっと関連して、ヴェポライザーやモジュールのタンクに薬物を隠して所持/使用する向きがある、というのを知った。これはただ外側から見ても分からないし、摘発する側にしてみれば厄介だろな。

ペルセウス座流星群は天候がよろしくなくて諦めた。12月にふたご座があるし、気分はそちらへ切り替える。