避難所にしそうなところ(随時更新)
Twitterになにかあったときのために。拠点はおおむねこのブログ。
雑記置き場ができたため、Wordpressへのアクセスはそのうち制限することにしました。
日々の由無し事を書いたり、写真を撮ったり、まれに創作小説を書いたりもしています。
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のんびり過ごした日。『エンドロールのつづき』観た。インドの田舎町で映画に夢中になる少年の話。階級制度や社会の変化にままならなさを抱く大人たちも描かれて、ぎゅうって思いがする。子供たちが映画を動かせた場面は少年の人生が動きはじめる転機とも重なるかのようだった。願う人生を誰もがそのように歩めるわけではないという痛みを伴いつつ、少年が物語のために未来を向く姿がよかった。自分のかわりに未来を託すひとの祈るような気持ちには、いつだったか前に観た『シング・ストリート 未来へのうた』のお兄さんと重なるところを思い出し、再びしんみり。関係ないこととして、あさってまで工事で断水するのだよねえ。ひごろ水が使えることのありがたさよりこうした不便さを感じるのは仕方ないか。それから、三日の夕方にはISSの絶好のパスがある。予報では曇り気味だけれどちょっと覚えとこ。
朝からNPOさんのところへ向かい、夕近くまでジェラート作りをした。量を作ったぶん凍らせるのに時間がかかり、味見は水曜へ持ち越し。一緒に作業をした利用者さんについては創作の色の好みを掴めたり、着くのが待ち遠しいドールの話を伺ったりした。来週は就労支援所での情報のすりあわせやジェラートの製作本番、イベントの設営などあってばたばたしそう。担当のスタッフさんから「信頼できるのでつい頼ってしまうのですが、無理はしないでほしいです」という旨を言われ、自己犠牲にならない範囲でお手伝いしたいと思っていることをお伝えしたのだけれど、その言葉はじつは最大の報酬です……! 無理なく力になれるよう、しばらく体力を温存しておこうね。帰り際、市街に金木犀の香りが流れた気がした。きょう一日気を張ったぶんの疲れはあるようだし、あとはごろごろ過ごして眠る。
くだもの市場や産直を覗いたり、買い物がてらクリーニングへ出した衣類を受け取ったり。まっすぐ続く道を原付で走り気分がくつろいだとき、もうずっと予定を片付けることばかり考えて気持ちに余裕がなかったかも、と思った。それまで時間の使い方がぜいたくすぎたというのはあるにしても、いつからかタスク消化が目的化したような生活をしており、気ままな散策なんてのとはしばらくご無沙汰だしね。ひとと接する機会が増えたぶん回復の時間が要るから、そうした側面からも生活は変化しているのだろう。体力や気力、時間の分配を気にする時期にもうとっくに突入していて、これは今後何年かは優先度の高い課題であり続けるんだろうなー。その先でなるべく好きなことをしたり、ライフスタイルを選びながら生きたいという目標があるから、これでよいと思うけれど。夜になり、中秋の名月とのことでぬいたちと空を眺めたものの、月はちらっと姿を覗かせたきり雲に隠れた。月餅おいしゅうございました。