イナカの灯台

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2020年2月

2020年1月31日(金)

晴れ。那須の山々を雪雲が取り巻いていた。春の気配が欲しくて少し前から部屋に飾っているかき菜は、側面のつぼみが色づいたまま萎れていくように見える。もとあった場所の土手でも、先端のわずかな花だけが黄色い花弁を展開させていたから、なんというか上手に咲くのはあまり得意でない植物みたいだ、と思っていた。一度切り戻しをしてから水をよく吸う。徒長しているものの萎れることはなさそうだし、このまま窓辺に置いて日の光を当て続けてみる。

2020年2月1日(土)

なんとなくしんどい日というものが世にはあるけれど、今日は幾分そんな日のような気がする。というか、夜の浅いころはその日掛かった負荷を脳が放散する時間らしく、夜が更けるにつれて思考の熱も引いて寛いでくるから、そういう時間帯があるのはしようがない。こういう時しんどさに立ち向かうと辛いだけだから、心の動きを見て抵抗せずにいることにした。この俯瞰する視点は自覚するだけでも効果があるのだよね。あとはもう、インセンスでも焚いて言葉無しのアームチェアトラベリングをやろう。それと、積ん読から優先度の高い本を選り分けてそれらに取りかかる、というのが必要かも知れない。

2020年2月2日(日)

ポケモンGOの限定リサーチに参加したり、リングフィットで遊んだり。後者のレベルは50ちょっとに到達し、アッシリーナの師匠らしき人物がいそうなマップにきたところ。細切れに吐きだされるドラゴの台詞から、彼はリングのうっすらした狂気から避難しているんだねこれ、という確信が芽生えていく。もうがっちりリングの片棒を担いでいるからついていくけれども。腕のトレーニングは相対的に楽なものの、脚がキツい。ポケモンGOのおかげで歩き続けることはさして苦にならなくなったなーと思っていたら易々と鼻を折られた感じ。それと、ウシロプッシュはダメージがごりごり出るから精神衛生によいね。

二月なんだなー。あと一ヶ月生存すれば春に踏み入れている。

2020年2月3日(月)

「ミッドナイト・イン・パリ」を観た。雨の街を歩きたい気分ってあるよねえ。自分がイネス達よりギル側のひとなので、街をふらふらする彼に上手く感情移入していけた。見どころはやはりというか、過去の偉大な芸術家が生きて喋って動いてる、古い時代は常に美しい、といったところだろうか。さらりと映し出されていたものの、ギルがガートルード・スタインの「あなたには明晰な声がある。敗北主義はやめなさい」というアドバイスを受け止めて自分の原稿を書き直した経過が、個人的に核心だなーと思った。彼女の言葉があってこそではあるものの、それを頼りにギルは物語に手を入れ、その経過の中で『黄金時代嗜好』から抜け出していく。過去に心を傾けることが敗北かどうかは分からない。ただ皮肉にも、より古い時代を向いてそこに沈没を決めたアドリアナとの別れにより、自分のいまを生きていくギルの意志が浮かび上がるところが、ああ別れだなーという思いがして微かに辛かった。その辛さはラストの雨降りが優しく癒してくれたのだけれど。あらゆる時代に現代がはびこることや、それと向き合っていまを生きていく、というテーマは普遍のものなのかもね。観てよかった。あと、ベル・エポックの時代に迷い込んで勝手に冒険が始まってそうなあの探偵は、それからどうなるん……。よき時代の女性たちが手に手に携えていたシガレットホルダーが、どれも美しく華やかで、ちょっと欲しくなった。煙突みたいにたばこを喫っていたころ、手巻きたばこの旨さをより良く味わうために、海泡石で成型されたメシャムホルダーを使っていた。ホルダーはヤニ取りのお手入れがそこそこ頻繁に必要な道具なのだよね。

2020年2月4日(火)

気圧というものが現代の妖怪扱いになっているような。見えない気圧の変化を確認することで、不安や体調不良に名前がつき、そこで安心を得られる感じ。

部屋に置いていたかき菜は徒長しすぎたらしく、ふと気付いたら花の付いた茎が折れ曲がっていた。食べればおいしいのに、そのへんは不器用な植物だね。黄色い花弁がようやく開き始めたところ。あした写真に撮ってポストカードを作ろう。コンビニの複合コピー機があれば十分みたいな気でいるにもかかわらず、こういうときだけ家庭用プリンタが欲しくなる。

2020年2月5日(水)

持ち込みはがきに印刷しようとコンビニコピー機の前で長っちりをしていたら、店のひとに不審がられたらしく、目の前の機械の調子を覗われた。往時に流行った歌にこういう場面があった気がする。こだわりではないけれど、セブンのジャスミン茶は特茶ジャスミンより香りが強いね。

あしたは最高気温が数度くらいの、真冬日に近い予報が出てる。暖冬とはいえ二月の気候は厳しいものだなあ。祖父の様子を見に行くという話をしているうち、天気予報であしたは寒いというから他の日にしておけ、と本人から連絡が返ってきた。今年もまた路面凍結でスリップした車の話題が入ってくる。

2020年2月6日(木)

寒い。今季初の水道管凍結の注意喚起が回ってくるくらい。アメダスの過去データを見るといまくらいが寒さの底で、二月中旬からはもう目に見えて気温が上昇を始めているから、もうちょっとの堪えどき。冬の終りを告げる雪に降ってもらって、次へ行きますよという感じで季節が巡って欲しい。早めにベッドに入って『ムーミン谷の冬』の続きを読むべし。いまが旬だよ。

2020年2月7日(金)

髪を切った。初めての床屋に入るというのは少し緊張するものだなー。今朝は市内アメダスの極値で-9.8度まで冷え込んだ。おそらくこの冬一番の寒さだったはず。

2020年2月8日(土)

夕暮れにISSが空の高いところを横切っていくのを見る。灯台の光のようで美しく、頼もしい。あれが人間の宇宙に対する最前線で、軌道上の水場はいずれもっと増えていくはず。元気に暮らしてその様子を覗っていこう。

パソコンがちょいちょい再起動するようになった。どうやらシステムファイルやメモリには問題がないようで、とすると電源かなあ。そっちもいずれ交換はするけれど、はやいとこ自作PCのパーツを集めるべし。

2020年2月9日(日)

那須颪の吹きすさむ日。尾瀬や只見の方角から押し寄せる雪雲が、茶臼岳から塩原や高原山のあたりに波濤を巻き上げ、平地のこちらまで押し寄せてくるかのように白く荒ぶっていた。

夕方近くに祖父の元を訪れ、少し雑談をした。祖父は天屋(物置)を取り壊す作業に指示を出したりしているうち、体調を崩してしまったらしい。そのせいで上の前歯が一本抜けたと言ってマスクをずらし、僕に見せてくれた。納豆を噛むとその隙間から豆が逃げるから、食べるのが大変なのだとか。この人は八十七歳になってなお二十数本もの歯を自前で残しており、いまは下痢で寝込んでこそいるものの、ふだん身の回りの作業などをおおむね一人でこなしている。全くすごいことだと思う。野菜を貰い、祖父も動き回れるような気候のよい日にまた来る、と伝えて帰路。

2020年2月10日(月)

邦楽の有名どころを押さえたいなーとオンラインで漁った中古CDが、ぼちぼち届いていた。サブスクでいくらでも聴けるじゃんというのはそうなのだけれど、物理媒体で手元に置いておきたいとか、アルバムの構成を楽しみたいとか、そういう。どのみちFLACにリッピングして聴いてるし、このへんは自己満足だよね。

2020年2月11日(火)

リングフィットを始めてから「おお」と思うことに、足裏を床に付けたまましゃがんだり立ち上がったりの動作がゆっくり自然にできる、ということがある。筋肉がないと、しゃがみ込むときにかかとが上がりがちなのだよね。日常に効果が現れてきたのかーと思うと悪い気はしない。それから、おそらく姿勢の悪さから腰のあたりが常にほんのり痛かったのだけれど、その痛みは解消された。筋肉がつくと姿勢もよくなるのかなとか、ストレッチが問題の箇所を直接ほぐしてるんだろなとか思う。

2020年2月12日(水)

麗らかなる日。日中の風の暖かさは春のようで、愁いと眠気すら感じる陽気だった。あしたは更に暖かく、雨降りもあるという予報が出てる。しばらく降水確率が高め。

月刊星ナビ 2020年3月号と心と行動の科学 (別冊日経サイエンス236)が届いた。前者は最近話題になっているベテルギウスの減光のトピック目当て。後者はいまのネットでかまびすしい陰謀論やデマ、バイアスといった事柄を理解しておきたくて入手した。だんだんに読んでいけたら。

2020年2月13日(木)

四月の陽気。四国では春一番が吹いたとか。

2020年2月14日(金)

地植えの福寿草が日の光を浴びて花を咲かせていた。あしたは天気が良いらしいから写真に撮りたいところだけれど、昼より講演を聴いてくる予定があるので、そのへんの兼ね合いが取れたら。机の上に活けているかき菜は花こそ萎れたものの、ちりめん状のごわごわした葉はいまも青々としており、この葉の張りがいつまで保つのか見届けたい気分がしてきた。もともと吹きさらしの土手で花芽を付けていた植物だけあって、がっちりした枝振りから春の野菜の力強さを感じる。……人間の都合で手折ってきたものが元気なうちは見てやろう、という気持ちも少し。愛着が湧いたのかもね。

2020年2月15日(土)

きのう日を跨ぐ前に寝入ったため、いまさらになりラジアンFをタイムフリーで流してる。午前の光線が降っているうちに地植え/鉢植え両方の福寿草を写真に撮り、昼から土井善晴さんの講演を聴くため会場へ向かった。なんとなく参加者には高齢者が多いように思った。講演のテーマが「イキイキ人生のための食事」とあるんだから、まあそうでしょうよ。別件の表彰式からプログラムが始まった。土井さんは、ああこの人だなーという納得感のある、僕が他のメディアで断片的に得てきたイメージ通りの話し方をする方だった。混ぜることに対してほどよく和えることとか、料理において箍を外すことの必要性とか、そんな感じの事柄を二時間、自由に話されていたように思う。帰り際に、会場内に展示されているフリーペーパーやチラシなんかを見て回った。色々あるねえ。周辺を少しうろうろして、1/2月号のとしょかんだよりを持ち帰った。こうしてうちでだらっと眺めるうち、図書館スタッフのお薦め本紹介に『コウペンちゃん』という本のタイトルを見かけ、笑ってしまった。Twitterに浸かっているスタッフさんがいるんだろうか。明日は曇り時々雨といった予報。

自作PCを組もうと思ってせっせとリストアップしていたパーツがおおむね出揃った。ああ、すごくいいお値段になっている……。いま主流の組み方は、お手頃なパーツで効率よく要求される性能を満たし、不具合やスペックの遅れが出てきたらまたそこそこのパーツを組み込むという、費用対効果(コストパフォーマンス)が最優先されているらしい。僕は手入れしながらまた十年は同じパソコンを使いたいと思っているのだけれど、優れた一品もので末永くという考えは時流にそぐわないのかも。ここから削れるところを削って頭を冷やしていこう。それからLEDで七色に光るパーツがよく目に付く。こちらはゲーミングPCの流行りなんだね。

2020年2月16日(日)

雨降り。大気の持つ湿り気がやわらかく感じられるくらいの冷たさだった。

新型コロナウイルスの蔓延で中国周辺域の物流が滞っていることや、春節以降も人員の移動が制限され続けていることが、半導体製品などの品薄に繋がるという話。もっか僕は自作PCを組むためにパーツをリストアップしているのだけれど、このたちの悪い風邪が財布に直接の損失をもたらしそうで、げんなりしてる。すでにメモリが値上がりしているそう。この調子は長引けば四月辺りまで続きそうだとか。メモリかー、とりあえずパソコンを動かすのに必要なぶんだけ確保しておいて、相場が落ち着いてきたら要求スペックを確保するか……。パーツの選定は迷うし、金額が大きいだけに決心も鈍るけれど、のんびりせずに決済を確定させる方向でいこう。

2020年2月17日(月)

朝鮮半島上空から回り込んだ寒気の影響で、西日本にはところどころ雪が降ったりしているそう。

Webのどこかで拾った「折々の言葉」の切り抜きを思い出した。「僕は自分の肉体に鍬を入れられたと感じました」という、橋本忍氏の弟子である中島丈博氏の言葉の紹介。橋本氏の「正確に書け」という口癖は「描写は観客の目に入る順が正しい」ということだ、と書かれていた。例として「赤ん坊を背負った女が」は「女が赤ん坊を背負って」と書くべきなのだと。この文章の書き順が心に残ったのだよね。手癖でものを書くから品詞の並び方が適当なまま来てしまったのだけれど、目に入る順に描写するという癖を付けようと思う。

2020年2月18日(火)

あまり物思いに耽るでもなく父の命日。山々は吹雪いて消失するかに見えていた。少し前に座禅草を見に行き、見ごろはもう少し先だなあと思って帰ってきたのだった。今週末以降なら、いい具合に仏炎苞を広げたそれらしい座禅草が見られると思う。あとでまた撮りに行く。

自作PCを組むためのパーツは全て注文に漕ぎ着けた。マザーボード/SSD/ケースがそれぞれ入荷待ち。ツクモで一ヶ月以内の交換保証を付けたものが複数あるから、揃ったら早めに組み立てて、相性や初期不良を確認してしまおう。構成はずいぶん悩んで検討したのだけれど、結局は当初ざっと想定した程度の金額になってしまい、カメラ用貯金まで流用した。当面は慎ましく生きる予定。

リングフィットで腕のトレーニングをしてるとき、胸の筋肉が動く感覚が表れてきた。なんだかそわそわする感覚だ……。

2020年2月19日(水)

例のかき菜をよく見たら発根していた。二、三回は水切りをしたのに、その断面から根を回すなんて、ほんとに力強い生きものだなー。春の大型連休のころなら遅霜の心配もないから、そのときになったら土へ返してやろう。生命の生きようとする力を間近に目にすると、びっくりする。

2020年2月20日(木)

祖父宅に立ち寄り野蒜を掘った。あした食べる。リングフィットの運動が次第に疲れなくなってきているような。子供たちのマップにて、転んだドラゴ相手に発動したラッシュオシヒキの動作をしながら、絵面のひどさに笑ってしまった。なにもそこまで叩きのめさなくても……。

2020年2月21日(金)

リングフィットのレベルが100を超えた。かなりサボりがちだから、クリスマス前に始めたのにプレイ日数そのものはまだ二十数日なのだけれど、ここしばらくで急に身体が慣れてきたうえ生活にも実感が出てきた。そういうのが励みになってる。当初立てた目標の「一日三十分くらいは遊べるようになりたい」は、昨日今日と二時間ずつ遊んでなお平気に感じるし、達成できているのではないだろうか。あとは体重を減らしつつ、身体を見栄えよく変えるこの楽しさを維持していけたら。それから、身体を鍛えると創作が捗るという話に期待してる。

今冬は怒りを感じやすくなってる。去年の冬みたいにげっそりやつれてはいないから乗り越えられるかなーと思っていたのだけれど、そう都合よくはいかないみたいだ。苦手な寒い気候ゆえに負荷として弊害が出てるんだと思いたい……。主観的な感情の怒りで反応するのではなく、状況に照らし合わせて妥当な怒りかどうかで反応していこう。

2020年2月22日(土)

朝に小雨。関東で春一番が吹いたとか。去年の十月あたりにアレルギーのレーザー治療を受け、花粉の季節を迎えて思うのは、あの治療はかなり効果がある、ということ。もとはうちの猫が遺していった猫アレルギーの改善目当てだったのだけれど。鼻づまりを抑える薬との合わせ技で楽に呼吸できる生活を送れてる。治療そのものは、椅子に座って鼻腔にいろいろ突っ込まれ、十分も掛からずに終わるものだった。生活の質が上がるっていいなあ。

2020年2月23日(日)

強風。晴れた空の下、那須連山は完全に消失していた。その雪嵐はまるで、冬の終わりに山々を分捕っていこうと咆哮する白い獣のようだった。遅い時間に道の駅へ出掛けてフリーマーケットをざっと覗く。広場を抜ける強風を避け、建物の陰に設営しているお店がいくつか。石油ランプのほか、このごろはガラスの花瓶も探してる。机の上に活けているあのかき菜のおかげで、花を飾るのもいいかもね、と思えてきたのだった。欲しいものは気長に探すと案外見つかるもので、ちょうどいいかたちの石油ランプをこのフリマでお持ち帰りしたことがある。花瓶ものんびり探すつもり。最近は氷点下になる日が減ってきて、夜風には緩やかな気配が混じってきた。三月の夜には蛍光灯、四月の夜はろうそくの灯の印象がある。

2020年2月24日(月)

春の穏やかな大気の日。

ここでちらほら触れている例の友達と関わることはもう無いと思うけれど、社会に憧れた人が居場所を見つけて満たされているのであれば、そこが僕自身の価値観と相容れなくなったのだとしても、その居場所を傷つけるべきではないだろうな。僕は気持ちが離れた相手に対して関係性をきっちり引き上げたがる性質があり、そういうの潔癖でしようがないなあと思う。別れずにはいられないなら、せめて優しさや感謝を示していこう。それに、人との繋がりにはもっといい加減さや緩さがあっていいはず。

Vineの後継らしいbyteをときおり覗いてる。オンラインの文化を創ってる世代が違うなあ。TikTokのネタをbyteに持ってくるんじゃない、みたいなキャプションの動画を見かけて、そんなものかと思ったりした。

2020年2月25日(火)

雨降り。台所に立っているだけでも春の気配がする。

2020年2月26日(水)

耳鼻科は案の定混雑していた。

邦楽のメインストリームに触れないまま生きてきて、最近になりやっとそちらに関心が向いた。この機会とばかりに Twitterユーザー1万人の「類友アーティスト」集計 [音楽] で頻出している名前を漁り、それらのベストと銘打たれたCDを送料ばかりのような中古で集めて、頭へ注ぐように聴いてる。おー、奔流という感じ。思春期からこっち、椎名林檎や米津玄師といった音楽界の大御所を一切聴かなかったひとがいま、時間的な奥行きを圧縮してそうした文化を一気に摂取しているので、考えようによってはかなりリッチな体験をしているんだと思う。アルバムの数がもうそれなりに積み上がっているから個別の感想を書くことはないと思うけれど、少しだけピックアップするなら、スキマスイッチの『マリンスノウ』の歌詞「世界がいま断ち切られて」が群を抜いて好き。沈んでいく感覚が気持ちいいのだよね。どのアーティストも強烈な個性で心に響くものを歌っていて、あーこれは聴こうと思って耳にしたら忘れないやつだなあ、なるほどたくさんの人たちに愛されるわけだなあ、なんて思いを現実に二回りくらい遅れて味わってる。みんなが聴く沢山の歌を自分の意欲が途切れないうちに触れておきたい。しばらく音楽に浸る生活のはず。

2020年2月27日(木)

気候が弛んでくるにつれ、日に日に気持ちも解れてくるのが分かって、とても気楽。新型肺炎に関して一斉休校の要請が流れたことで、子育て世代の多いTwitterは上を下への様相になっているけれど。こういうときは情報中毒を経て感情に支配されやすいから、一歩引いて信頼できるソースだけを相手にするのが、おそらく正解なんだと思う。祖父がずっと微熱で寝込んでいることが唯一の気がかり。これは僕にはどうしようもないことだから、むやみに気を揉まないようにしてる。いまの新型肺炎で「適切に怖がろう」という言葉をちらほら見かけるけれど、僕としては衛生と行動に気をつけて生活して、そこから先はなるようにしかならないんじゃないか、不安や疑いを持つのはそれ自体が辛いことでしょう、みたいに思う。いくらか人ごとに感じてる節があるのは自覚してる。身内が罹患したら考えは変わるかも。

『ムーミン谷の冬』は昨晩読み終えた。最後の場面の、ムーミントロールが水浴び小屋を駆け抜ける描写が本当に優しい。冬のあいだぎっちり人が押し寄せ、春になりがらんとしたその小屋を背に、ひとり暗い海の眺めを思い出そうとする彼の姿が、何度読んでも心のやわらかいところを掴んでくる。ムーミンて光に透明感があるよね。この作品群に関しては現実の季節に合わせて味わうのが自分の楽しみで、四月あたりからまた『楽しいムーミン一家』を読み始めるつもり。そのあいだは優先順位の高い積ん読を。

2020年2月28日(金)

スーパーへ買い物に行くとこちらも混雑していた。たぶんみんな、今のうちに食材や日用品を買い込み、出来るだけ閉じ篭もって週末以降をやり過ごすつもりなんだろう。接客業の人たちはこれからリスクと隣り合わせになるんだね……。2019-nCoV/COVID-19の情報については、厚生労働省のサイトと、神戸大学の研究者がまとめている2019-nCoVについてのメモとリンクから得ることにした。現状は震災直後のように情報が溢れているうえ、海外に目を向けても災害で似たようなものなので、関心を満たすためのニュースは摂取を絞ったほうが心の健康に良いんだろなと思う。さしあたってはリングフィットと本を相手にして、春の野辺に出掛けていく身体になろう。リングフィットのレベルはただいま116くらい。

2020年2月29日(土)

明け方までラジアンFを聴いてた。閉じ篭もってちくまを読んだり、リングフィットで腹部を中心に動かしたり。レベルは125へ。

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