イナカの灯台

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2018年8月

2018年8月1日(水)

そういえば昨日、祖父から「用水路に大量にいるモロコを投網で捕った」という話を聞いた。モロコというのは、少なくとも僕にとっては聞き慣れない魚だ。祖父は、琵琶湖産の稚鮎を那珂川へ放流する際、一緒に付いてきて繁殖したのだろう、と言っていた。釣り場の候補としてそのポイントを教えてもらった。「放流は生物相に影響を与えるから細心の注意を払うべき」という意見は近年見かけるもので、僕も同調する。ただ、個人的になにかするわけでもないから、近くを通りすがれば様子を覗いに行く程度か。

先の梅雨から今夏に掛けて、雨があまり降らないという話を聞く。夏きのこ、と言うか具体的にはチタケが出ないような話だ。山歩きの得意な土地っ子であったおばさんは疾うに亡くなっている。今さらその術を継承したくても永く失われてしまったし、聞く限りではほかに山を得意とする親類もいない。だから、僕がそういうことを望むなら、自力でやるしかないわけだ。ひとりで山菜採りができるくらいのスキルはあるよ……。

2018年8月2日(木)

明日の夏祭りに友達と行くことになり、祖父からのお下がりな浴衣を洗った。

2018年8月3日(金)

夜店のかき氷が美味しかった。

2018年8月4日(土)

道の駅へ。午前でも日が昇ったころになると人足はまばらだね。みな陽差しを避けているのだろう、早朝なら即売所も賑わっているかも知れない。

2018年8月5日(日)

日没後、西空に音もなく紫電が瞬いているのを見た。今年の夕立は、発生自体はそれなりにあるのだろうけれど、僕の頭上を通過していくものに限っては数えるほどだ。夕立の移動経路が変わったのかも、なんて話を聞く。

福島県産の桃5kgが今夏に届く手はず。家庭用。桃ばかり食べて過ごす。

2018年8月6日(月)

夕暮れから驟雨があり、今こうして快適な大気の中を過ごしてる。お盆のあいだに海へ行くかも知れない。

2018年8月9日(木)

またも台風一過。

2018年8月10日(金)

那珂川河畔公園の湿地は高地の半草原に似ていた。

夕方に訪れたらいさまは南下してなお大雨を降らせている様子。現在、しとしとと降る雨の向こうで、雷鳴が低く伝わってくる。

喪った猫サキのことを日に数度は思い出すのだけれど、日々の些事を追う毎に、穏和な記憶として呼び戻すことが出来つつあるように思う。一方で僕は僅かな物音や空いた空間に反応しがちで、その不在にまだ慣れそうにはない。

文字系創作は未だ手に付かずにおり、さび付いたハンドルに力を込めるような徒労と、ごくわずかずつ搾り取っている文章への親しみを、同時に感じる。大切なのは好きを手放さないこと、のはず。

そして今季初の梨は瑞々しかった。

2018年8月12日(日)

みかんを食す。付けっぱなしのラジオから高校野球のサイレンが鳴り響いてきた。なにか劇的な勝利をした試合チームがいるらしい。

きのこ探しをする場所を探しながら市内を流していて、僕は樹木についてなにも知らないのだということを実感した。なんだろう、広葉樹と針葉樹の雑な判別が出来るくらいで、もちろんそうした土地の実りについても不確か。樹皮で名前を判別できるように覚える。

2018年8月13日(月)

お盆初日を墓参りなどして過ごす。今週の天気はぐずつきやすい模様。明後日は天気さえ良ければ遠出が出来るかも。

2018年8月14日(火)

母方の実家へ線香を上げに行き、従妹の今年生まれた長子と初めて対面した。なんか抱えられて動いているなーくらいの認識で見ていた。いずれ大きくなるのかと薄ら思う。

富安陽子『盆まねき』は、誰を向いて書いていたのが終盤の文体の変わる辺りから判明してきて、ほろほろとなった。椎名誠『全日本食えば食える図鑑』はイソギンチャクや蛇やなんか一通りの、想像していたような悪食。いま読んでいる同作者の『ひとりガサゴソ飲む夜は……』が酒とその肴についてのグルメというか美食エッセイになっていて、食い気という軸が共通しているにしてもそのビジュアルの落差はでかい。

今年10月から紙巻きたばこが増税に伴っての値上げらしく、セブンスターやピースがワンコインである500円に到達しているニュースを読んだ。そうした情報はJTのサイトにまだ載っていなかったし、手巻きたばこの価格も確認できていない。でも、僕にはもうどうでもいいよなあという感じだ。それとちょっと関連して、ヴェポライザーやモジュールのタンクに薬物を隠して所持/使用する向きがある、というのを知った。これはただ外側から見ても分からないし、摘発する側にしてみれば厄介だろな。

ペルセウス座流星群は天候がよろしくなくて諦めた。12月にふたご座があるし、気分はそちらへ切り替える。

2018年8月15日(水)

海へ。ひたちなか海浜公園のコキアを見てから那珂湊へ立ち寄り、大洗や阿字ヶ浦の海に触れる。帰り道、盆踊りのやぐらが照らし出されているのや花火大会の合図や、遠方の雷雲が瞬いているのを見た。

2018年8月17日(金)

爽やかで、一気に秋が訪れたような強風が吹く。お盆初日の産直で「お盆に入ればもう風が違うよ」なんて話している老人がいたけれど、このことか。なんとなく市街を眺望できる高台へ向かい、年内にもう一度ここへ来られるといいなあ、なんて考える。更になんとなく、やまだないと『コーヒーアンドシガレット』を本棚から取り出した。作中の季節がちょうど今くらいだ。明日の気候も今日と似たようなものだとか。

2018年8月19日(日)

山の空気を吸いたくて八方ヶ原を目指したのだけれど、ふもとから山の駅たかはらまでの区間で自転車レースが開かれていたらしく、目的の道の1キロくらい手前から通行止めだった。そこで予定を変え、もみじ谷大吊り橋と道の駅湯の香しおばらに立ち寄った。夏休みの日曜だからか、普段よりも家族連れで賑やかだった。多種多様なライダーとすれ違いつつ帰宅。

その後の昼下がりに、友達の家で「レオン」なる映画を観ながらうだうだ。

ここ数日の、湿度も気温も低く快適な気候は、明日からまた元に戻る予報。ひとさまの庭に桃色の彼岸花が咲いているのをちらほら見かけた。赤色のそれよりも親しみやすそうだなーと思う。

2018年8月21日(火)

昨晩はロケットストーブで焚火をした。ぼうぼうと低い音を立てて吸気するストーブからまろび出る、木炭の赤い炎を眺めていた。

2018年8月22日(水)

そういえば土曜は鮎の釜飯や刺身を食べたのだった。

2018年8月24日(金)

シェントウジャンの季節なり。

2018年8月26日(日)

宵の空、宇都宮方面に、積乱雲がばしばしと瞬いていた。

2018年8月29日(水)

川上ミネさんの『ピアノが奏でる七十二候』を入手した。朝四時台のラジオ深夜便で冒頭によく流れていたもので、いつかこのCDを通しで聴きたかった。

暗いうちはエアコン要らないかもなー、という程度にまで朝晩の気温は涼しくなってきた。今日の日中など、蝉の声は耳にしなかったのではないだろうか。

春先からかじり読みしていた『楽しいムーミン一家』を今年もまた読了。普段の読書のほか、秋いっぱいは『ムーミンパパ海へ行く』と『ムーミン谷の十一月』をかじる予定。

2018年8月30日(木)

昼下がりに暴風じみた夕立が通り過ぎた。

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