2020年4月2日(木)

クレマチスと残りのスイカズラを植えた。『楽しいムーミン一家』と『ムーミン谷の夏まつり』を読み始める前に、『ムーミンパパの思い出』へ手をつけた。三つとも冨原眞弓さんが仰るところの夏の章にあたる。個人的に、このシリーズをこちらの季節と呼応するように読む幸せというのがあって、特に『楽しいムーミン一家』は四月から八月の末まで時間を掛けてめくっていく。ムーミン特有の透き通る光の中へ踏み出していく、寝しなの溶けるような時間が好きだ。近ごろは夕闇の青い時間が長くなってきて、いい季節が来たなあ、と思う。

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