2010年11月20日(土)

馬鹿みたいに天気が良かったので散歩に出掛けた。

よく分からない山の中を登ったり降りたり、農家のおっちゃんに道を訊いててくてく歩く。干してある大根家の前にぬか漬けのためのものであろう大根が干してあった。山の中なので起伏が激しい。くねる林道を歩くのは楽しいが、上り坂はあんまり面白くないな、などと考え事をしながらぶらついた。農家のおっちゃんの話で羽田沼だけでなく琵琶池にもハクチョウは来るよという事を教えてもらったので、ハクチョウ到来の季節になったら行ってみようと思う。一時間ほど歩いただろうか。万歩計を持って出るのを忘れたので詳しくは分からない。額に汗がにじむほど良い天気だった。落ち残った柿

午前中に郵便が届いた。何かと思って差出人を見るとVISIT FINLANDとある。思い出した。一週間ほど前、フィンランド政府観光局(リニューアル中らしい)のWebサイトで観光案内の資料を送って貰えるよう頼んで銀行振り込みをしてきたのだ。

何故唐突に観光パンフと思われるかも知れないが、体を最も壊していた時期に、僕はパンフレットとか本屋の無料小雑誌を集めるのに凝っていた。空想や妄想の種を育むのにそれらがもっとも手頃だったのだ。そういう事をarmchair travelingと呼ぶ事を知ったのは結構後になってからだ。あまり関係ないがarmchair travelerでググると最初に出てくるAmazonのAmazon.co.jp: The Armchair Traveller;Southbound:というアルバムは僕も持っている。中にはode music productionの創始者となったbayakaやchari chariの名で知られている井上薫氏など大御所の音楽がいくつか収まっている。紙のジャケットの内側には雪国を歩く場面と南国の浜辺に横たわる座椅子の写真が拵えてあって、Southboundの名の通り南へ旅立ちたいとき聴くと良い一枚だ。

話が逸れたが、僕は元来空想好きな上に収集癖持ちだった事もあり、あちこちの観光パンフ集めは次第に熱狂的なものになっていった。そこで興味を持った(最近は「触手を伸ばす」とも表現するらしいな)のが世界各国の政府観光局で配布しているパンフレットだ。ネットで資料請求出来る国のものはほとんど集めたと思う。んで、今更になってフィンランドのパンフを請求した理由だが、フィンランド政府観光局刊行の「トラベルノート」を久しぶりに眺めようとして部屋を探したのだが見つからないのだ。置く場所は本棚しかないから迷うはずはないのだけれど、良く引き出すからだろうか、どうにも何かの拍子に無くしてしまったらしい。仕方なく再度請求をした、というわけだ。フィンランドの観光パンフ今回届いたのがこちらのパンフ達で、画像の中の「Finland Summer Guide 2009」以外のものは無料で上記のサイトから請求出来る。もちろん他に有料パンフは沢山あって、フィンランド観光局のものは出来が良く内容も充実しているので、一度サイトからご覧になるといいだろう。

政府の観光パンフというのは七割方が有料で、ネット上からの請求の半分位は切手支払いとなっている。観光収入に力を入れていない、若しくは自国を広報する手段をWeb上に持っていても内容に乏しい国々は、資料を請求しようにもそもそもフォームが無かったり、どんな資料があるのか書いていなかったりする事が多い。そういうときは都の各政府大使館へ足を運んで訊ねればいいだけなのだが、何せ今暮らしている地元は首都圏とはいえ端の端っこだし、熱烈に蒐集していたころは関西の方で生活していたしで、訪れる機会に恵まれずにいる。今はもう熱烈な衝動と妄想がやってこないので、いずれいわゆる「若い頃集めていたレコード」になるのかなあ、と思ったり。

フィンランド政府観光局刊行トラベルノート「トラベルノート」の事。親しみやすいテンポで綴られた38ページの小雑誌で、国の統計情報から首都ヘルシンキ周辺の地図や施設・散策案内、フィンランドに関する細々とした図鑑などど、とても濃い内容となっている。想像を刺激するのにちょうど良い写真と文章のバランスが旅へのあこがれを非常に良く?き立ててくれる。僕は現在体を壊して療養中の身だが、それを治して海外へ行けるようになった暁には、夏の北欧にもぶらっと行ってみたいと思う。

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