物語の端切れ

「私の体は純金で覆われている」と王子は言いました。
「それを一枚一枚はがして、貧しい人にあげなさい。
生きている人は、金があれば幸福になれるといつも考えているのだ」
     ──『幸福の王子』

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Days gone by - 2015 First half

2015年1月1日(木) 至福であった

稲荷神社にて二年参り。甘酒やお札を頂いたり、氏子さんたちと少しお話しするなど。零時きっかりに強風が吹き始めたため、年配の方々が焚き火に薪をくべるのを止めていた。帰宅してから強烈な眠気に襲われ、初日の出を待たずに眠る。昼前に墓の掃除を済ませ、那須神社へおみくじを引きに向かう。

運勢:吉

願事:二つの願いごとを一度にかなえようとすると悪いことがおこりがちです。

待人:きます。案外早いかも知れません。

病気:たいしたことはありません。

つもりてははらう方なくなりぬべし塵ばかりなることとおもへど

心を豊かに、ってことらしい。参拝で欲張って願を掛けたのは見透かされているようだ。こちらでも甘酒を頂いてまったり。同じように焚き火にあたりつつ、たばこを喫っていた未成年たちが微笑ましかった。

昼下がりに塩鮭の粗で出汁を取った粕汁と餅を食し、猫と一緒にうつらうつら。各地で雪が降っているらしいことを知った。この辺りも降るかなあ。明日の新聞が休刊でよかった。

2015年1月3日(土) 生姜とりんご

昨日の箱根駅伝に胸を打たれ、駒沢大学の馬場翔大選手の姿に目頭が熱くなりかけた。

何ごともなく過ぎ去りゆく今日という日なのでした。ルピシアのスウィートドリームスおいしい。正月が終わっていく。

2015年1月5日(月) 餅と鮭うまい

クヌギ林のザワザワ荘を読了。古本で買ったのに補充カードだかが挟まっていた。むかし課題図書で読んだキツネ山の夏休みでこの作者さんいいなあと思っていて、購入から今の今まで六、七年も本棚のとっておきにしていたのだった。

ああ。一気に読んじゃった。

2015年1月6日(火)

三月の匂いがしたんだ。

2015年1月14日(水) 温泉行きたい

歌会始の録画が途切れていて、終わりの十分ほどを後から観る。代わりに昨日録音しておいたNHK-FMのMISIA アフリカの風を聴いてる。今回はガボン共和国だそうな。

SHIKIさんのENDLESS DREAMERを注文、そのうち届くはず。

2015年1月16日(金) 痛くはないのだけれど

地元の天文館の星空撮影講座に予約を申し込みました。来月のこと。明日は親知らずを抜きに病院へ行くことになりそう。

2015年1月17日(土) 那須おろし

晴天、風強し。親知らずは延期。那須連峰の上に掛かった雪雲が、見上げるほどに高かった。

星空撮影に電子レリーズが必要だというので、ワンコインで購入したリモコンを弄っていた。デジ一の前方にリモコンの赤外線を受信する場所がある。これじゃ背面ディスプレイの情報見ながらシャッター切れないじゃないかと思っていたのだけれど、考えてみるとカメラの集まっている後ろからリモコンを押したら、他のものまで誤作動おこすかも知れないのだね。そう考えると良くできてる。

ところでEye-Fiカード欲しい。Wi-Fi機能のついたSDカードで、携帯端末とデジタル一眼レフをワイヤレスで繋いでくれるため、非常に便利そうだなあと思っている。Windows Mobileではアダプタ繋いでカードリーダー繋いでそこにSDカードを抜き差し、って感じだった。その手間がすべて省けるのだからすごいことだなー。

……レンズ欲しいから今は買えない。どのみち。

2015年1月22日(木) チャウダーって鍋かよ

寒くて雨の降る日。昨日の夜に雪が降ったがすぐ解けた。

吉田篤弘の「針が飛ぶ」を読む。クラフト・エヴィング商會の星を賣る店だったかおかしな本棚で先回りして知った本で、Goodbye porkpie hatと副題がある。題名の通り一本の長編が、レコードの針が飛ぶように短編となり交錯する趣向だとか。初めのほうから少し読んでみると「空ばかり見ていた」に近しい気配がするから、これはよさそうだ。カバー表紙の油彩がちと暗めで愛らしい。何を意図してるのかはまだわかんない。例によってまた、少しずつ読み進めていくのだろう。

北海道ローカルの番組が全国放送されるそうな。ハナタレナックスという番組で、二月十五日、日曜昼にテレビ朝日。水曜どうでしょうのスタッフが制作に多く関わっているそう。Yahoo! の記事ではいろいろ会見の話が載っている。期待していようっと。

追記:今月の三十日に吉田篤弘の「ソラシド」という単行本が出るそうで、Amazonにて予約注文。

2015年1月23日(金) もういちど訊いてみたかった

日中風強し。夜になり強風注意報は解除。針が飛ぶを「月と6月と観覧車」まで読み、はふんとため息をついた。この章のすさまじい切れ味はちと言葉にできない。いったん距離置いたよ。

Googleで検索してみると、"Moon and Junes and Ferris Wheels"という言葉はジョニ・ミッチェルなるシンガー・ソング・ライターの「青春の光と影(Both Sides Now)」のワンフレーズだとか。1969年。「青春の光と影」はまた、ジュディ・コリンズによる同曲のカバーであり映画のタイトルでもあるそう。歌詞の訳を読んだりyoutubeで聴いてみたり、きりがないからこれ書き終えたら本に戻ろう。

そういえばと開いたおかしな本棚の「吉田篤弘の本棚」で、針が飛ぶの表紙にミヒャエル・ゾーヴァさんのイラストを使わせていただけてなにより、とあった。Wikipediaを読む限り油彩ではなくアクリルみたいだ。

どうしても欲しいレコードがあって、Discogsで探すと幸運にも一枚だけ出品があった。Kyoto Jazz MassiveのNacer Do Solの、長年探していたOriginal Mixが入ってる。18ユーロ+送料も18ユーロ。国際便とはいえ、この額はキツいなあ。あとは長くて一月ほど、手元に届くのを待つのみ。

さて。JET STREAMとラジアンリミテッドFが始まるまで少し眠って、また本を読む。

メモ:いなばのCIAO ちゅ~る

2015年1月24日(土) 団地ともおが面白かった

radiko.jpプレミアムに登録した。昨日がradikoのサービス開始より五周年なのだそう。この機会にと、配信されているFM局とサイマルラジオをradikaβへ一括入力した。北から南まで二百を越える局が並んでいてくらくらする。

その膨大な番組表眺めながら今も配信の海をたゆたってる。方言、というか地域の言葉ってこんなに豊かなのだなー。同じ地方でも局やラジオパーソナリティーにより言葉の調子が違って新鮮だ。

そういえばさいがいFMという名の付くものがいくつか。陸前高田、釜石、女川、気仙沼など。好奇心で聴いてみると、存外普通の地域情報を流していた。それはそうか。

ともあれ今夜はNHK-FMで十一時からジャズ・トゥナイトがある。NHKのWebサイトで番組情報を閲覧しているが内容はまったく分からない。でも、構わない。

2015年1月25日(日) 乾いた感じの豆折本

昨晩、ジャズ・トゥナイトのあと(NHK-FMやNHK第1で一時のニュース)にパリのあの報道が飛び込んできて、しばらく起きていた。午前中のNHK総合でラジオ深夜便特集を観たほかに特筆すべき事は無く、寝転がって本を読むぐだぐだな一日。そういや猫のあご下に米粒大の赤らんだはげを見つけた。ノミダニの虫さされか分からず、様子見。なぜか今日はセッション2015を放送していない。

2015年1月26日(月) 作風ってのは意図せざる結果なのだった

針が飛ぶの「少しだけ海の見えるところ 1990-1995」の章を読む。例によってまた切れっ切れな、詩を書くあの伯母さんの日記になっている。僕というのはこういうものに影響されるので、そのうちこの日記の文体(だけ)が少し変わるかも知れない。

章の終わりに茶色の小冊子が挟まっていた。小冊子というか、いわゆる四ページぶんの折本で、いくつか前のクロークルームの話に関連した水曜日の考察がある。本読み終えるまでとっておけばいいものを、もどかしく読んでしまった。ラジオ付けっぱでまた少しずつ読み進める。

2015年1月27日(火) スウィートドリームス

「針が飛ぶ」を読了。小さな電球で寝しなに少し読むだけのつもりだったのに、読み終えた。書くつもりのなかった日記帳へこうして向かっている。

なんだかなー。いま書評やレビューを検索すれば楽しいのだろうけれど、睡魔がそれを許さない。やっぱり音楽少し聴いて眠っちまおう。きっとまた幾度も読み返すだろうし。

……三十日刊行の吉田篤弘の「ソラシド」を思い出し、Amazonで届け予定日を眺めた挙げ句、近場のTSUTAYAに電話した。入荷日を訊ねると、明日入ってくる入荷リストを見てみないと分からない、とのこと。折り返し連絡を下さるそうでひとまず落着した。今度はどんな本なのか、早く手にとって読んでみたいなあ。

ああ。睡魔が逃げてった。

2015年1月30日(金) みぞれの街

未明から降りしきる雪。午後より雨転して道路がえれー酷いことになる。明日の路面のことは想像したくない。

ある方から、あなたはふっと居なくなるように旅に出るひとだから、と言われた。ふうん。

「ソラシド」を購入。今度は長編らしい。これから読み進めるつもり。

2015年2月6日(金) 親が知ってる

明日はたぶん親知らずを抜きに行きます。上のは問題無さそうだけれど、下がなー。横に生えてる。どちらにせよ抜くのは痛いと聞き及ぶ。苦しまない施術をお願いするつもり。

2015年2月7日(土) 香りのよいやっぱりモカが好き

総合病院の口腔外科は予約でいっぱいだった。それでもざっくりと歯石取りなどはしてもらって、次にとれた予約が来月の半ば。はふん。

夕刻、モカ・イルガチェフェとモンテ・バランスエラ、スイートドリームスと杉林渓烏龍を受け取る。凍頂より杉林渓のほうが好みだ。いつか台湾とダージリンのお茶の産地に行ってみたい。

KJMのレコードを聴きながらお茶淹れて、眠気を誘おう。

2015年2月13日(金)

久しぶりにCDを購入。style-3! の家康ときらきらDAYS、和泉宏隆ピアノトリオのしなやかな風の三枚。家康はNHK-FMで花雷が流れていてとても好みだったため。

弦楽器の伸びやかな音が好きだ。しなやかな風は以前手に入れたPyramid 3の和泉宏隆さんを辿っていて見つけた。3つながり。

先日はマイナス七度を下回り、今夜からまた寒気が強まるそうだ。

そういやMASTERキートン Reマスターを読む。QUEST 1を雑誌で読んで、そのころの雑記に「単行本になったらまとめて読もう。非常な楽しみ」とか書いている。老けたキートンのひと癖ありげな笑みにもそのうち慣れるのだろう。

そういえばそのに。ルピシアの桜漬は二月十五日に発売らしいと去年の雑記にメモが残っている。毎年すぐ売り切れんだよねあれ。

JET STREAMとラジアンリミテッドFの時間まで夜更かしまったり。

2015年2月26日(木) ちと怠い

ギブスンのニューロマンサーを読み始めた。脳神経をちりちり焦がす系、今はあまり好みではない。同作者のディファレンス・エンジンはハードカバーで手に取ったこともあってか、重厚な趣があった。

土臭い本も読みたい。狐笛のかなたあたりを読み返そうか。少しずつ、桜が咲くころに。

ジョン・ハリソンの本が二冊、本棚の肥やしになっているが、この辺を引くと際限なく同じ棚の大航海時代肥やし本に取り憑かれるのはわかっている。そういえば十年近く前に見かけた岩波の大航海時代叢書と大旅行記叢書、あれは古書で一冊につき二万円の値がついていて、手元に置くのは諦めたんだった。

……うあ。いまAmazonで検索したら中古本で軒並み千円以下だ。そして現在もシリーズの刊行続いているのね。いつか揃えて囓り読みしよう。いま手に入れたところで嬉しくもない。こんな分厚い何十冊というのも読み終えないだろうし、年食って生きていたらだね。

ニューロマンサーに極北の動物誌と現代俳句歳時記春あたりを並べておく。

2015年3月7日(土) - Twitterの会話で思い出して

二つ下の雑記でその一年に購入したCDを並べていたの、そいうえば去年はまだだったなと。2014-2015、購入した順に上から。例によってリンク先はAmazonへ。

Febian Reza Pane - Piano De Bossa
ボサノバを聴きたくてふらふらしていて、ピアノの文字に引かれて。落ち着いた場所、時間でまったり寛げるので気に入っている。
rei harakami - わすれもの
わりといろいろなラジオのBGMに使われているアルバム。レイ・ハラカミさんは四十歳と若くして亡くなったとのことだが、このアルバムは遺作……なのかな。
Avani - The Real Thing
たまには毛色の違うの聴きたいってことで適当に手に取ってみたもの。印象はちと薄いかも。
rei harakami Feat. 原田郁子 - 暗やみの色 Limited Edition
辻井伸行 - はやぶさ 遥かなる帰還 オリジナル・サウンドトラックを聴いているうち似たようなのないかなあと思ったのが発端。このCDはどこだかのプラネタリウムの、暗いドームを静かに漂うようなBGMを、とかいう依頼で製作したそう。三十分ほどのCDに中古で四千円近い値がついているが、聴く価値あり。ディスクがごく薄い金色に透けていて素敵。気付けばうとうと微睡んでいるような暗やみの色。
rei harakami - Red Curb
レイ・ハラカミさんの製作環境は88Proらしいが、プロの職人技が紡ぐ旋律、詳しくもない僕でも凄まじいなあと思う。このひと、他人から勝手に人間国宝とか呼ばれてたそうな。
rei harakami - [lust]
調子に乗って同じアーティストのを三四枚も買っちゃって、これはまだよく聴き込んでいない。のんびりとしていて遊びもあり、聴きやすいとは思う。
鳥山雄司 - Dear
鳥山雄司つながり。下の方で書いた「コンプリート 「世界遺産」 テーマ曲集」と被る曲があるのでそこだけ残念。穏やかで気にはならないかな。
Lucy Rose - Like I Used To
アニメのほうの「蟲師 続章」のオープニングが「Shiver」へと変わり、これもいいなあと購入。順に聴き込んでいくとほとんどがアタリだった。Lucy Roseの歌声はいいね。
Freedom Orchestra - Freedom Bossa III
定番の曲をお洒落にアレンジしたボサノバ。IIがわりあいよかったためこのIIIもと。ただIはプレミアついていて手に入れられそうにない。
Best Jazz Piano Standards 100
真っ赤なジャケットボックスが目を引く、六枚組のジャズ名演奏の集大成。昨年、那須野ヶ原公園の管理棟で静やかに流れていた音楽が気になり、「いま流れているのはなんて曲でしょうか」と事務のおっちゃんに訊ねると「いいですよね」と気さくに教えて下さったのが手に入れたきっかけ。ジャズなんてむつかしそうと敬遠していたものの、聞き流す程度でも心地いい。六枚組百曲入りだが、そのわりにお値段は抑えられておりしっとり流しておけるのでよいお買い物。一枚ずつテーマが異なっていて、現在は四枚目のロマンティック・スタンダーズがなんとなく好み。
Mr. Hermano - Free As The Morning Sun EP
東日本大震災のときCD棚から真っ先に飛び出した紙ジャケだったようで、あとから倒れてきた棚の下敷きになり割れた。のを、今さらになって買い直し。
WEEKENDERS - BEAUTIFUL DREAMER
「FreeTEMPO好きなら間違いない」のコピーに惹かれて購入。陶酔感がもう少し深ければと惜しい。たまに聴くといい感じ。
THE NEVER ENDING STORY
映画「ネバー・エンディング・ストーリー」のサントラ。岩波の分厚いのも映画も観たことがあるので入り込むにはなかなか。下で書いたリマールの歌もこれで入手。
SHIKI - ENDLESS DREAMER (別のサイトへジャンプします)
人生で二番目に手に入れた同人音楽。ちなみに初めてはÅ(Eiya)さんのscena。十年以上前の紅白Flashで「雪のしぃずく」と共に気に入り、その後MP3をダウンロードしてときどき聴いてきたのだが、MIDIフォルダーからEndless dream.midが出てきてはまる結果に。VirtualMIDISynthにサウンドフォント入れて聴くだけでは飽きたらず、作者のサイト探し当てて同人販売されていたボーカル入り本CDを入手。
style-3! - 家康
ラジオを聴いていたら出演者のリクエストで花雷が掛かって、聴いているうちにバイオリンの激しくも伸びやかな声にすっかり魅了され、youtubeの動画で何度も聴いて購入。よく行われている路上コンサートの迫力は生で聴く価値ありとのことで、一度聴いてみたい。が、距離的に無理。
style-3! - きらきらDAYS
「家康」に続いて大粒のがごろごろはいっているので、まだ賞味中。やはり弦楽器はよいと思う。
和泉宏隆ピアノトリオ - しなやかな風
和泉宏隆さんがPyramidのメンバーだというつながりで購入。タイトルの曲は東日本大震災への鎮魂歌だとか。僕が最近気になっているラフマニノフ、のアレンジ(M-08)は言われないと気付けなかった。しかしながら愛おしいピアノの音色。
FreeTEMO - Sky High
ここからの五枚はビニールのレコード。Sky Highは「The World Is Echoed」でFreeTEMPOに惚れ込んだきっかけの曲で、レコードもあるのかなあと思って検索したら、中古レコード屋にほんとにあった。五枚のうちではこれ一つだけA面が45rpmになっている。
Mr. Hermano - JUGANDO CON FUEGO
(大人の)火遊びって意味だそうだけど、音楽に興味を持ち始めたころに出会った曲だったので思い入れが強くて手に入れた。他にCD収録のPart1,Part2やradio editなんかも。歌姫IVE MENDESの声が気怠くエロい。
FreeTEMPO meets Scoobie Do - Namorada do Vento e.p.
Scoobie Doの、またしてもFreeTEMPO echod mix。暮れの近い夕景を思い起こさせる、落ち着いたお気に入りの一枚。もう一面のScoobie Doが歌う「風の恋人」はポップスというのか、木々がこがねに色づいた街並を想像するなあ。こういうのは嫌いじゃない。
Kyoto Jazz Massive - Nacer do sol
長らく探していたKJMのNacer do solのOriginal Mixがここに入ってた。Discogsというレコード専門のオークションサイトで運良く一枚だけ見つけたのだけど、落札額18+国際便18=36ユーロ……。
imaginary Inquiry bayaka - amanece 2003 ode music production remix
もとはといえば、この一枚の存在を知ったがために安いターンテーブルとスピーカー揃えた、それほどに思い入れのある音楽。未明から白々と染まる空にお茶や珈琲を淹れながら針を落とし、それらとたばこで夜明けのひとときを過ごすのが最良の一日のはじめかた。Amaneceは確かスペイン語で夜が明けるとか日の出とかそんな意味。CDも持っているけれど、気分なんてそんなものです。ジャケットにはimaginary inguiryとあって、gはqの誤植だと思うのだけれど(CDには想像の探求ともあるし)、そんなことも気にならないくらいこの曲には入れ込んでる。

 
*****

レコードまで入れると去年とまったく同じ数買っているなあ。一月に二枚のペース。Best Jazz Piano Standards 100は六枚組で一つとして。

先日、Piano De Bossaや浜渦正志さんのPiano Piecesとか、そんなのを見繕ってWinampでねとらじに流していたら結構な数の方々が聴いて下さっていた。僕自身は眠れぬ晩や起き掛けの未明に気まぐれで流す名無しに近い弱小なのにと、びっくりした記憶がある。やってることは垂れ流しなのでグレーではあるけれど、なんだったんだろう。

今日は週末の楽しみ、NHK-FMでジャズ・トゥナイト。録音聴取に入れてしばらく聴いていよう。

2015年3月8日(日)

無性に鮎が食べたくなり、小雨のなか商店へ向かって子持鮎一尾とアイソ(うぐい、いわゆる雑魚)の十ほど炙って束ねたのを持ち帰り、もそもそ食べていた。

なにかいろいろと書くことがあるような気もするが、いまはひたすら眠い。倒れ込むように眠っちまおう。

いま考えている折本は縦横2:5のトリミング画像を縦に四つ連ねて8:5、つまり折本一ページの白銀比に近付けるもの。黄金比に近い。16ページx4で64枚の弾数を揃えることになるから、撮ったもの漁ればなんとかなるか。いまいち微妙だ。

2015年3月10日(火) ゴールドフィルターを手に入れた

なんだか身体が怠い。計ってみると平熱。早めに眠ろう。

2015年3月11日(水) 工芸茶を淹れたい

ルピシアの発送、早くなってるなあ。二、三年前は十日ほどかかったのに今は注文から二日後に届く。サクラ・プレミアムなど取り寄せたので、明日か明後日の朝に淹れる。珈琲のゴールドフィルターもまだ使ってみていないしね。

風邪ぽいので、今日も大事を取って早めにしゅーみん。

2015年3月12日(木) 震災の記憶

どこにも吐き出せないからここに書く。今は無きSNSでひと言だけ呟いたけど。数年前、確か2012年、大阪で生活していた折の喫煙所で、歳のころ十八、九の専門学校生たちが「震災ボランティアって自分探しみたいでムカつくんだよね」という趣旨のことを話していた。たばこを潰し黙って立ち去ったあのときの思いを、僕は未だに忘れない。

二十年も経ったり場所が異なれば、認識が違うだろうかという疑いは否定に苦労したし、率直な感情ではくそがきが、というところだ。

Twitterのフォロワーさんに仙台在住の方がいて、輸送インフラが回復したとき自分なりに物資を送ったりしたけれど、もっとうまいやり方があったはずという後悔がある。

輪番停電の合間を縫って西日本の知人に連絡したときは、ひどい報道が入っていくるばかりで連絡するのも憚られていた、と語られたりもした。

震災後の連休には茨城の沿岸を辿った。犬吠埼灯台に登ったり、貝の夥しく打ち上げられた海岸を散策したり、那珂湊の魚市場で喧噪に包まれながら買い物をしたり、かつて自転車旅行中に知り合った人物と再び会って話をしたりと、あのころは現実の出来事を自分なりにかみ砕いていた記憶がある。

宮城にはその後二度、キツネ村などを目当てに訪れている。仙台空港の周辺がまだ広々としていた頃合いで、そこで見上げメモ代わりに撮った写真には「ここまで津波が到達」「4.05M 東日本大震災 大津波到達水位 2011. 3. 11」とある。

今年、栃木ではようやく生しいたけの自粛出荷制限が解除され、品評会など開かれているという記事を読んだ。放射性物質の検出基準をクリアしたとのことだ。

震災のこと考えるの、疲れる。

YOMIURI ONLINEの本よみうり堂に吉田篤弘の「ソラシド」にまつわるあれこれの記事が来てた。冬の空気が立ち去る前に読み終えないと。

2015年3月13日(金) 猫の春

原付で街角を走っていて野良の仔猫を見かけた。仔猫というかちょっと大人びた感じで、サバトラのようなサビのような、なんとも言えない毛色をしていた。一瞬だったからよくわからない。

猫というと、うちにあるネコヤナギの切り枝が今まさにすべすべふさふさなのよなあ。小型のネコヤナギは地元の伏流河川の河原に自生していた気がする。あの銀色の毛玉みたいな外套、できたら撮りたい。

このdiary.txt、これを書いている時点で90KBほどあって、いちいち読み込むのが重くなってきた。100KBあたりで対策しなきゃと思っていたものの、思いつく案はぱっとしない。そもそもこんなサイズになるまで書いてるとは思わなかったぞ僕。このままやってみて500KBあたりでログファイルを別につくるか、なにかいい案を募集したいところ。

折本過去作の公開、明日中にやってしまわないとなー。ローソン系列のプリンタだと、全面印刷にはモジュールかなにかを組み込む必要があったはず。選択肢は多い方が良いに決まってるし、やらねば。

ここ数日になって、NHK第1やNHK-FMでイスラム国のことをアイエス・イスラミックステートと呼ぶようになった。報道メディアのしがらみなどあったのだろうけれど、もっと早く周知されていればと思うと、なんだかなー。

2015年3月21日(土) 眠たい

折本に使ってきた画像のサイズが馬鹿でかくて、フォント入りのPDFをプリントサービスに弾かれちゃった。PDF軽量化ソフトは使えるだけ使って小さくしているのだけれどなあ。

PSDファイルからA3の300dpiに抽出したのをAcrobatで軽くして、フリーのPDF圧縮ソフト駆使すればセブン仕様の2MB未満に抑えられるだろうか。旅灯亭のお話のはじまり、あのPDFは1900mm x 2715mmあって、よく考えたらすげえ話。ちなみに普通のA3紙は297x420mm(300dpiで3508x4961px)PSDファイルの縮小から始めないと。

なんか近ごろわたたしてる。

2015年3月27日(金) ライターの片割れを修理に出した

散髪の足で鮎を扱う商店へ行くと、顔を覚えて頂いたようで、いつもすみませんねと声を掛けられた。道中、祖父宅に立ち寄り土手の野蒜を掘った。これ書き終えたら囓って食べる。

近ごろよく名前を聞くラフマニノフの曲を聴いてみたくなり、友人のおすすめの2番が入っているラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番のCDを入手した。ラジアンが始まるまでリッピングしておいて朝に聴こう。

2015年3月31日(火) 上京した友人が帰ってくるそうな

地元情報で、とある文具店が今日まで閉店セールだというので立ち寄った。計算尺二つとレターセット、ボールペンなどを購入。70%OFF。HEMMIの革ケース付きポケット計算尺には始め外箱が付いていなくて、店主らしいご婦人が五百円でいいですよと、会計の際についでのように外箱を見繕って下さった。

お店の片隅でワープロ用5インチ2DDフロッピーの箱が埃を被っているのを見つけ、インターネットのオークションに出すといい値が付きます、などとつまらないことを話した。あとで5インチ2DDの流通を軽く検索したところ、値が付くとかではなくて現在は入手そのものがほぼ不可能な代物になっていた。ご婦人の娘さんと「ワープロ使い未だいるからヤフオクで売れますよねー」と話したのだけれど、本当に、巡り巡っているといいなあ。

数年前にSNSで「使うあてのないものが欲しい、計算尺がいま欲しい」と呟いた記憶がある。日本沈没だったか、軽やかに計算尺を取り出してあっという間に複雑な計算をこなす描写がある。あれにときめいたものだった。最近だと風立ちぬの主人公が飛行機の図面を引くシーンでぐいぐい使っていたな。

ちなみにこの携帯用レザーケース入り計算尺は竹と金属でできていて、目盛りを読むための拡大鏡が付いている。手持ちのレンザティックコンパスや手巻き式懐中時計と組み合わせれば面白いことが出来ると思う。

アフリカの風改め新しく始まったNHK-FM「MISIA 星空のラジオ」を聴きながらこのへんで眠る。

2015年4月1日(水) 法螺を吹くでもなく

例の店がどうにも気になって連絡し、あのフロッピーは貴重品でまだ必要とする人がいるだろうことと、高い値が付くこと、それから文具のおまけをひっそりつけて下さったことへのお礼を伝えた。

二つの計算尺はそれぞれHEMMI(ヘンミ計算尺株式会社)のNo.P45Sとポケット計算尺No.30であるらしい。前者は中学生用のもので比較的、といっても普通に考えると困難なのだが、多く生産された品だ。後者のポケット用はごく当たり前に稀少。あったらいいと思っていたものが脈絡もなくぽん、と飛び出してきた。素晴らしい贈りものをくれた三月尽に、至福に眠れと言いたい。

それで、四月。雨降り。気の早い桜など咲き誇っているものが街中にひとつあるけれど、観桜名所な近場の城跡公園はほとんどが蕾のままだ。そのうち咲くのだろうと、満開になればメールが来るサービスを見つけて登録はしておいた。そのまま絵になるような、ちっこい朱の鳥居に桜吹雪の舞う場所を知っている。撮りに行くだろうか。なんだかんだ言っても通りすがって見上げるくらいがいいと思っているし、ただ眺めるだけの山桜や葉桜は待ち遠しい。

これを書いていてそばに猫がやってきた。奥床しいふりをしながらすんすん擦り寄ってきて、妙に機嫌のよい様子。相手にしないでいると満足するらしいから片手間に撫でつつ放っておく。

Chari ChariのAuroraのLPにサンプルなのか、赤と黒の小洒落たCD-Rが頒布用不織布で同封されていた。ラベルへ針を落とせるのかと確認したほど外観がよく、検索すると三菱製のPHONO-Rという、音楽好きというかオーティオマニアに好評のものだった。いまCDのリッピングが終わったところで、A・O・Rもつつがなく放送されたし、gk-record Compilation 2014というそれらを聴き始めた。

……なんというか、チョイスがすげえな。本気で聴かせにきてるよこれ。

たばこを喫っていてライターのガスが無くなるのに気付く。猫が荒ぶり始めたからここでおしまい。

追記:ポケット計算尺は、No.30ではなく姉妹品のNo.32じゃないかな。革ケース付き・かまぼこ形プラスチックレンズから憶測。刻印はNo.30のままなので両者の過渡期のものかも。

2015年4月2日(木) なんだか気怠い

昨日はサガフロンティア2の十六周年だった。

アストロアーツの二十周年記念とのことで、体験版で便利だと思っていたステラナビゲータ10をセールで購入することにした。

修理に出していたライターの片割れが帰ってきた。とうとう修理済みのはんこ捺す場所が無くなったらしい。もう一本も近くウインドミルさんへ出すつもり。

ここのWebサイトのトップページでタグを一文字間違えており、おかげでlint gatewayに八十点も差し引かれた。今現在、xhtml1.1で再び満点。描画はたぶん直ったと思う。

2015年4月5日(日) 日付が変わってしまった

システムイメージとデータドライブを健全でいる外付けハードディスクへバックアップ、のち複製など。しばらくはたぶん、おそらく、大丈夫なんじゃないかな。

スケジュールを組むには重く、光磁気ディスクもオンラインストレージも頼りないから、『カネも後ろ盾もねえから猿みてえに必死で知恵つけなきゃやっていけねえ』ということであやしつつ運用している。

いざとなればこのアルミ筐体ひとつの中身が無事であればいいし、僕の記憶の不確かさは、黒鉛にまみれたノート大小三冊が物語っている。

システムが電気を食っているあいだ、暇を見つけては本棚に手入れなどしていた。そこへ猫がやってきて前脚をかける。ソラシドはとうとう読みかけのままとなり、次の冬までお預けだろう。妖狐伝義経千本桜を手にとって検索すると絶版マンガ図書館がトップに出て、彼女を放り四冊抜き出す。なんとひきこもりな雨降りの日。

桜の満開というのは七分咲きを指すらしい。八重や山桜は咲くのも散るのも遅いけれど、今年はどうだろ。八重桜の花はキャベツの味がするという文章を読み、庭のしだれ八重に目をつけた。遠景と雨が煙ったままだ。毎年どこかで桜のことを書く気がしている。

2015年4月6日(月) A・O・Rの録音を聴いている

アストロアーツからステラナビゲータ10の出荷通知が来ていた。

ラジオ深夜便とその合間に流れるNHKニュースをradikaで録音していて、例の中東の武装集団を「過激組織アイエス・イスラミックステート」と表現するようになり日が経つ。一方、読売新聞では「イスラム国」表記。他の新聞やテレビ・オンライン記事は定点チェックしていないため、知らぬところでなにか確執でも起きているのだろうかと検索した。ら、報道機関の一部で今年二月下旬から、イスラミック・ステートの呼称や表記を変更する動きがあるらしい。これは傾向としては国内外で同様みたいだ。

どうでもいい話に戻すと、IEコンポーネントでGoogleの検索結果のヘッダーが変わっていた。1emほどの無駄な空白がある。ATOKでくうはくって変換すると​の候補。なにこの参照。

更にどうでもいいこと。放置アカウントなTwittbot.netのボットへ仕込んだ自動リプライが連鎖したらしく、心持ちがよくない。つーか苦しい。僕と僕の胃と腹が。人生の悪ふざけをまとめて見直す時期に来ているかも知れない。

明日の夜はMISIA星空のラジオか。眠れているといいのだが、今夜でさえ。

2015年4月7日(火) やはり星空のラジオを聴く

椎名誠のあやしい探検隊が新たに出ていたことをナショジオのWebコラムで知る。"あやしい探検隊 北海道物乞い旅"。探すか。

先日はアフリカ行きを再読。遠い場所でビールを飲んでいたらソ連が崩壊していたという下りに、時代の変節点が持つ熱に近いなにかを感じる。パタゴニアの風とタンポポの物語はなぜかハードカバーで持っているし、僕の文章がシーナ節にいくらか影響されているのはここを読んでの通り。

明日は冷え込むらしい。花冷えという表現はなかったか。

2015年4月8日(水) 今夜は眠れそう

youtubeへアップロードした動画に英語のコメントが付いていた。

「陽の降り注ぐSFSUの近くでクルマの座席を蹴倒して、このアルバムを聴きつつ居眠りしていました……」

今日は雪が降った。朝、濡れ雪と大気の冷たいこと。四月六日や二十三日が低温の特異日なことを鑑みると、この時期は寒の戻りでまだまだ冷え込む。

二枚ほど雪景の写真を撮影。以前、定期的に個展を開いているという写真講座の講師が、二日間の街撮りでフィルムにて五千枚撮ったから寝る間を惜しんで個展へ向けて選別している、という話をしていてくらっとした。個人的には、どうでもいいマニュアルフォーカスのぼやけた一枚が切り込み要員であることも大切にしたい。僕はようやくMFとAFの切り替えを確かに覚えつつあるのだ。祝福。

二十二日深夜から二十三日明け方にかけて、こと座流星群が見ごろ。日本では明け方以降に極大なためタイミングが厳しく、先の話になる。

追記:サーバーの調子が思わしくないようで、今日のアップロードを諦めて寝しなに入る。

更に追記:eo光の周辺でDNS攻撃の被害があったらしく、このサーバーも巻き添えを食らっていたみたいだ。

2015年4月12日(日) 投票かんりょう

ナショナル ジオグラフィック日本版の購読から今月が十年目であることに気付いた。途中で数回途切れることはあっても補填し読んできて、今に至る。感慨とか沸かないけれど、本棚の幅だけは積み重ねだなあ。

日経BPそれ自体の経営がごたついていた折、日経サイエンスも併せて読んでいた。ただ、自分には合わない雑誌だと思ったこともあり、そちらの購読は一年きっかりでやめた。同時期のナショジオ日本版は「採算が合うように印刷の質を落とすかも」と言っていて、結局はこちらの発行も僕の契約も乗り越え、今なお麗しい写真と知見の塊が手元に届いている。

読み耽っていても僕の身に付く知識はさして増えないものだなあと思うし、そのわりに楽しんでいるじゃないかとも思う。部屋の壁に貼り付けている僕特製の地図、あれはミラー図法の世界地図で、ナショジオをとり始めたころ、他所でダウンロードした地図を自分で印刷したいと思い拵えたもの、の第二作目。A4の光沢紙を縦横20枚継ぎ合わせており、赤道まわりで450度あるから三大洋が綺麗に入る。かなりお気に入り。

この十年の継続とは別にナショジオ2004年9月号だけは特別に、巻末の青い月のホッキョクギツネ目当てで本棚に置いてある。自分のきつね好きの趣味はこのホッキョクギツネの写真を起点として、後天的に積極的に獲得したもの。教訓めいて書くなら、好きになろうと思えばなれるってことをそこから学んだ気がする。

手持ちのデジ一PENTAX K-50に搭載されているCTEというホワイトバランス、このCTEは光に対して不思議な反応を起こすので、夜明けの空を撮るのにもってこいだと思っていたのだけれど、モードとしてはペンタックスの独自拡張らしい。LightroomではCTEに対応していないため、それを使いたい場合はデジ一本体での内部現像に依存してしまう。ただ便利ってわけに行かないことは、むしろそれが普通で、やっぱり残念だ。

ああ、夜の温泉行きたい。

2015年4月14日(火) 雨の降る濡れそぼる

些末な好奇心から連ねておくと、アロマ・バニラをたまに喫っていた大学の先輩がいて、その人は不思議に大人びた魅力のある方だった。……ほとんど交流の無かったゆえの偏見だったかも知れないが。

喫煙率の高いサークルで、僕は一時周囲の性格と喫う銘柄をこっそりメモしていたことがある。アロマ・バニラは僕も昔から気まぐれに喫っていたので覚えがあるが、かすかに甘く香る、喫味も副流煙も控えめなたばこだった。ボックスのデザインはお洒落なベージュ。

憧れというならそのたばこのように淡すぎたし、そうだったとしても今なお他のあてがいて。閑話。

いま、波津彬子さんの幻想綺帖(1)をちらっと読み、藤の森のおぢいという短編があった。長いこと本棚の肥やしにしていたのだけれど、こんなとこできつね用アンテナが感応していたとは。確かこの漫画は榎本ナリコさんの時間の歩き方をもとに古本屋で見つけたものではなかったか。検索すると確かに、眠れぬ夜の奇妙な話コミックス。

あっさり書いて今日はおしまい。眠れぬ夜。

2015年4月17日(金)

Pyramidの1stアルバム「PYRAMID」を買った。昨日、僕の耳がそこそこ肥えていたお墨付きをもらったので、そのご褒美。横好きでも継続でそれなりに様になっていくものなのだなあ。いまから力を抜いて聴こう。

2015年4月18日(土)

知らぬ間に貯めこんでいたクーポン券全て使って、Pyramidの2ndアルバム「TELEPATH」の中古を取り寄せた。いつの間にか聴いていた、という表現がしっくり来るさりげない心地よさ。廃盤でプレミアがついていたため、今までCD媒体で聴くのを諦めていたのだが、「市場から姿を消す前に」というレビューのこの機会に手に入れてよかった。だいこんおろしと水で過ごしていた身体に音が染みていく。

2015年4月20日(月) お腹が空かない

田に水が入り蛙が鳴き始めた。

2015年4月23日(木)

土日あたりから一睡もできていない気がする。さすがにどうかしてると思って昨晩お茶を淹れ、飲んでいると、急に身体が重くなり沈んでいくような感覚。今夜も同じ夜になりそうだからせめて、目覚まし仕掛けて目を閉じていよう。

2015年4月25日(土) 鯉のぼりを見かけた

食欲戻ったし、好き放題眠ってこのあたりで調子を立て直そう。祖父からそのうち筍を掘りにこいとの嬉しい連絡があり、筍の刺身というものを食べてみたい。

手巻きたばこってなかなかいい感じ。アークやブルーノートをジグザグのロングローラーで巻いてるのだが、これはちょっとしたおまじないのかかった楽しみかもしれない。

そういえば祖父は以前、子供のころ闇市場で手巻きたばこを売っていたことがある、と話していた。ここは葉たばこの生産地だったとも。筍のついでにそのあたりの話をもっと聞いてみたい。

2015年4月30日(木) いい空じゃないか

原付で走っていて、えれー空の綺麗なこと。ここでとめて写真撮りたいなあなどと思案する。

なんとか商店にて、今月頭に地元ラジオでちらっと紹介され気になっていた、地元産のミードを探し求めた。200ml一本870円。輸入物のはちみつ酒ならかつて飲んだことはあるけれど、麹からつくられたものは初めて見る。今封を開ける。

うん、さらっとしていて、蟻をつまんだときのような、果物よりも甘く鋭い香りがする。美味しいじゃないか。へー。ほんのりお米の気配がする。

なんだか背中が温かいからいま寛いでいるのだろう。蔵王白石のキツネ村に行きたいなあ。去年のゴールデンウィークは換毛期にあたり、ちょっとみすぼらしいきつねばかりだった。冬に行くべし。 そういや手元で放置していたクラフト・エヴィング商會の「テーブルの上のファーブル」。これはあたりだ。いいというか好い。好い本。

いま来たGoogleアラートに吉田篤弘の新著が載ってる。今日発売かと思いきや、二四日には出版されていた様子で、タイトルは「レインコートを着た犬」。つむじ風の三部作完結編とある。つむじはまだ読み込んでいないなあ。近所のTSUTAYAに電話したところ、在庫を回して頂けることになった。ふふふん。

2015年5月6日(水) 髪を切ったよ

原付で走っていて、転けた。両のミラーがぽっきり折れてかごも変形。オイルも少し漏れたっぽい。

僕自身は体中に擦り傷を作ったくらいで済んだからいいものの、自宅近くでの転倒だったため、問題なく動くエンジンをかけて帰宅。馴染みのバイク屋に連絡して修理してもらうことになった。ミラーの交換には幾らかかるんだろう。

そういえばまた鮎の塩焼きを食べた。鮎の友釣りってもうしばらくすれば解禁なのだったか。鮎釣の光景には何故か、よく晴れた日を連想する。

あ……朝顔とひまわりの種を買わねば。どちらも大輪のを蒔きたい。バジルを植えるついでに種を探しておこう。カモミールティーが飲みたくてジャーマンカモミールのまき時について調べていたところ、秋蒔きが良いようで、つまり今は季節を外しているらしい。放っといても鈴なりなミニトマトも植えたいし、ホームセンターをそのうち巡るつもり。

2015年5月8日(金) これだから他所の仔を見るのは辛い

そのへんの駐車場で一服していてクルマの中の犬と目が合った。おっと、と視線を逸らすがどうも吠えてこない。そっと眺めると白くてくりっとした中型犬だ。ふふんと笑いかけてみたり少し目を離していて、彼だか彼女だかは座っちまった。ずっと前にうちにいた犬たちのことを思う。

ああ。犬をまた飼いてえ。誰も愛さず愛されないより愛して別れて死んでいくほうがいい。

猫は別腹。べつばら。

2015年5月9日(土) 先輩のソロギターCDを聞いている

住田功一というNHKのアナウンサーの、ラジオ深夜便での特徴的な話し方が気になって検索すると、復興ボランティアについての記事があった。そのアナウンサーに関する阪神淡路からのもの。

つらいね。

辛いとき辛いって言葉で言える人ってタフだな……。

2015年5月10日(日) 台風が来るそうな

少し前から吉田篤弘の「レインコートを着た犬」が手もとにある。のだけれど、こちらは月舟町三部作ということで双子の処女作から順に読んでいる。

「つむじ風食堂の夜」はこれまで辿ってきたものがそこへ収束している印象。Twitterかどっかで吉田篤弘作品に死の陰が濃いのはどうなんだろうと書いたけれど、理由は本書のあとがきで氷解。中古で手に入れた「フィンガーボウルの話の続き」には、新潮社の編集者が刷ったらしい著者の紹介(と読みどころ案内)ビラが挟まっていた。感想送りつけ先のアドレスや名前、本書のコピー(二十一世紀最初の秋の夜長、とか、ビートルズのホワイトアルバムを聴きながら、など)が載っている。

いまラジオで、箱根町にて微震が何度か続いたと報道してる。震災のときのような、明けるかどうかわからない夜を感じる。

2015年5月13日(水)

2015年5月17日(日)

散策用のかばんを大掃除。

見直していたのは十年来の相棒である、吉田カバン製のなんとかいうでかいデニム生地(またたびまみれ)のもので、そちらから見繕った中身を小さめなショルダーバッグへ移したところ、すげえすっきり。ふと思いついて腰に巻くと、いかにもぴったりなウエストポーチになった。あんまりカジュアルすぎると落ち着きがないかも知んない。

何はともあれかばん持つ手が空いてデジ一を自由に構えられるから、しばらくこのままで行こう。マクロレンズとローライを収納できたのが大きかったな。AGFAフィルムパックが余裕持って入るし、モバイルバッテリーとポケットラジオもなんとか。……かなりコンパクトに収まったよ。

その足で文具店へ赴き、誕生日用のレターセットを探すも、これというものが見つからない。僕がよく知っている別の店は日曜祝日休業だった。またそのうち。

2015年5月18日(月) ポラのフィルムまた使いたい

手巻きたばこのオートローラーを入手。110mmの超ロングサイズな手巻きたばこを半自動で巻ける代物で、ガジェット的な良さがあるね。セルロースの巻紙で巻いてみると、ラップで包んだような透明なたばこが出来た。素材は紙と同じだけど、喫えんのかな、と火を付けると問題ないようだ。

どうでもいいこと。珍しくモスバーガーでハンバーガーを食べた。ああいうのすんごく久しぶりだったなあ。凝った表現をするでもなく、普通においしかった。

郵便局で用事を済ませていてきつねの30円切手を発見。はがきは一枚52円だが、切手を組み合わせて貼っても良いわけだし、と六枚購入。受付の方が台紙から切手を枚数ぶん外すのを見ていると、台紙のほうは縦横ともに画用紙ほどのでかさだった。手紙を書くか、メールにしようか迷う。

2015年5月24日(日) Instagram始めた

近隣二箇所のフリーマーケットを見て回る。

一方は町中の小さな催しで、知らなければずっと知らずにいたもの。だいぶん前に通りすがってなにかやってるなー、と気に掛けていたが、そうか、第四日曜のみ。とうもろこしや小玉すいか等、もうはしりが出回ってるのね。会場で反戦の署名を求める人々がいた。

二つ目はよく覗きに行っている道の駅。産直開始と同時に人がなだれ込み、地産品の奪取に活気づく。鶏卵と葉野菜が人気であった。その後鮎を二尾買い求め近所の稲荷神社へ参拝したのち、帰宅。

昼時なのに眠たくてしばし微睡む。夕刻、Cherry&Berryという果汁50%のローソン限定らしいビールを開封。庭の隅に朝顔、ひまわり、ゴーヤの種を蒔いたり風鈴を吊したり、蚊取り線香を焚くなど。

いまこれを書きながら、日中録音しておいた山下達郎のサンデー・ソングブックを聴いている。好い風。

もうじき蛍の季節だから、手持ちのデジ一とLightroomを試す機会だ。下手でも天の川を撮れるようになったのだし、どんなものだろう。

2015年5月28日(木) 本命はゴーヤ

日曜に蒔いたひまわりがひとつ芽を出した。車庫沿いに並べたから大きくなって欲しいなあ。

Amazonから猫の写真クーポンが来ていて、デジカメ関連商品に1000円引きとある。

椎名誠のアイスランドを開きながら、A・O・Rを聴きながら少しずつおやすみ。

2015年5月30日(土) 暑い。

歯科へ。再来週の通院でようやく上の親知らずを抜くとか。去年の秋ごろ親知らずどうこうって書いて、やっと。予約を一度キャンセルして二ヶ月間空いてしまったのが悪いのだけどさ。

手巻きたばこの葉の好みが出てきた。ワイルドカード喫いにはアークロイヤルが無難。個人的にコルツのグリーンティーとスモーキンジョーのコーヒー・ラムもよろしい。天然志向のナチュラルアメリカンスピリットはすげい普通でした。

ヨドバシ.comにてレンズを注文。6000ポイント近く貯まるそうで、これの有効な使い道はないものかと思案中。

2015年5月31日(日)

知らない道を原付で走ってみた、といっても一時間ほど山の中を巡ってきただけだ。地図も宛もないのはわりかし久しぶりのことで、のんびり。今日はこの季節としては非常な暑さだったそう。涼なんて言葉を使うには気が早いのかな。いい風の吹くように眠ろう。

追記:新聞に日本ダービーの広告がでかでかと載っていて、一番人気のドゥラメンテという馬の血統を眺めると父がキングカメハメハ、母がアドマイヤグルーヴとあった。この馬、ルーラーシップの兄弟じゃないか。ルーラーシップなら僕が知っているほとんど唯一のお馬さんで、テレビ中継のレースでよく見た。こっちは父がキングカメハメハ、母がエアグルーヴだから複雑な血統関係だ。へー……。日本ダービーの結果は気が向いたら検索する。

2015年6月3日(水) ドゥラメンテがダービー一着だったよ

HD PENTAX 15mm ED AL Limitedが届いていたのだけれどまだなあんにも撮ってない。ねじ込み式キャップの代わりにプロテクターを装着し、余ったポイントはチェキのフィルムに使った。

しかし六月かあ。西日本で梅雨入りしたそうだし、どんより。天気予報通りなら明日は晴れるそうだから、機会があれば撮ろう。梅田の地下街で買った空色の折りたたみ傘をどこかに仕舞っていたはず。

最近は暇を見つけてラジオばかり聴いている。iPodやWinampで音楽聴くのが疲れるのだよね。NHK第1はこのところ国会中継なのでNHK-FMとレディオベリーに逃避中。わりあい助かっているのが、この時間帯の蛙の合唱と風鈴。

金鳥の蚊取線香は一年も経つと匂いが飛ぶらしい。そのうちホームセンターで買ってくる。たぶんもう、売っていると思う。

2015年6月7日(日)

惰眠を貪る。つけっぱのラジオから弦哲也という方の弾き語りがあった。二週間後に夏至。

夢の中で撮った写真は15mmではなく50mm Macroの明星だった。この時期は星とともに月が昇るので、15mmの目立った出番は無し。広角は寄ってこそ面白いそうだ、と勝手に師と仰いでいる方から又聞きのアドバイスを貰う。被写界深度に頼って楽をしていてもつまらんわなとのことだった。一枚寄ったのを撮った。

夕餉にパルタガスのチコを喫う。だいぶん久しぶり……こんなにまろやかだっけ。まろいといかうまい。

「ロディアの方眼メモ帳は字がうまく書ける気がする」とは文具店の方の弁。セッション2015の放送に備えてゆっくりする。

2015年6月10日(水) めりめりって音がした

昨日、左上の親知らずを抜いた。抜くというか歯を倒すんだね……。

名前を呼ばれて十五分で麻酔から抜歯まで済んだし、よいことなのだろう。痛み止めをもらっていて翌日の現在、痛みも出血もない。来週にもう一度検査と消毒やらをやって、それでおしまいだ。「どうでした? 」と医師が訊くので「抜けるものですね……」なんて脱力した返事をした。

雨が降ってきたみたいだ。祖父がくれた畑の野菜と筍を美味しいうちに頂く。

2015年6月19日(金)

「レインコートを着た犬」を読了。月舟町三部作を読み終えた。著者をこつこつ追いかけてきたような読者にとってはとても嬉しいサプライズで、読後感が風のように爽やかだった。爽やかさで言ったら吉田篤弘さんがSFを書いたっていいのに、なんて適当なことを言ってしまう。

またも夕餉に鮎。ああ、おなかがくちい。ラジアンに向けてほんの少し仮眠。

2015年6月23日(火) 世界遺産100は放送終了なのだろうか

新茶祭りのお茶を淹れたい気分。鮎の友釣りらしく、漁が解禁になった川では幾人もの釣り人が長い竿とともに佇んでいた。鮎というともうひとつ、この時期はうなぎか。

蒔いた種はおおむね順調に育ち、朝顔とひまわりは放っておいても大丈夫な背丈になった。ゴーヤなど野菜類のいくつかはまだ面倒が必要だ。

今日のA・O・Rで、気になっていた曲ひとつのタイトルがLAURA IZIBORの"SHINE"と判明した。音楽自由区。のラスト放送で短いけれど印象的に流れていたのだよね。

友人が彼女に振られてなにも手に付かないという旨の連絡を寄越し、いままでの経過から僕は今回も彼をほうっている。一応、気晴らしにどっか行こうぜとは提案しておいたし、彼が落ち込むのはどうやら毎度のことだ。早めに立ち直るといい。

クラフト・エヴィング商會の魅力的な品々、あれは物語担当の吉田篤弘の本からだいぶん曰くを引っ張ってきていて読むほどに面白い。初期のほうへと囓っているがスルメ本だ。双子の処女作「フィンガーボウルの話のつづき」からアイディアの組紐が現在の「ソラシド」にまで至っているというのはなんだか、すごいな。

モチーフのレコードは星を賣る店によれば、フィンガーはビートルズのホワイトアルバム、ソラシドはノース・マリン・ドライブらしい。たぶんソラシドは個人的に次の冬まで読めないだろう。そのあいだに一冊ほど新刊が出るといいな。

市内の城址であじさい祭りが開かれており、主に撮りに行きたい。

2015年6月24日(水) 温泉行きてえ

2015年6月28日(日) 蜩が鳴いていた気がした

ぱっとしない天気。

ナショジオ7月号が到着していた。探査機ニューホライズンが来月に最接近する都合で、冥王星特集が組まれている。七月の最接近が楽しみ。

今日は体調崩してげっそりしていた。お茶淹れてひと息ついたらナショジオ読もう。

2015年6月29日(月) 青空の日

珍しくTSUTAYAに立ち寄り本を買い求める。宮沢賢治の「注文の多い料理店」と富安陽子の「チビ竜と魔法の実」の二冊。

富安陽子さんは「キツネ山の夏休み」で既に非常な僕好みだったのだけれど、「チビ竜~」を手にした瞬間、これはきっと面白いという頭の痺れるような冴え渡るような、不思議な感覚が久しぶりに襲ってきたのだった。これ書いたら読もう。

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